自分のためってどんなこと?

誰のためと考えようとも、
どんな結果になっても、
最後に自分が満足できると信じて選択をする
あくまで主体が自分にあること
それが「自分のために生きる」ことだと思います
 
 
わたしは、
自分のために生きることは素晴らしいと考えています
これは他の何かのために生きるのが間違い、
と言っているわけではありません
 
自分以外の何かのために生きるのは、
意義のあることだと思います
子供のため
家族のため
理想のため
今の豊かな生活があるのは、
そんな思いのおかげでしょう
 
スタートが何のためであっても、
結果は全て自分に返ってきます
結果が思い通りじゃなくても、
それは何か(誰か)のせいではない
思ったのと違ったというだけで、
対象に責任はない
 
誰かのためと思うとき、
陥りやすいのはここなのでしょう
自分を見失って、
対象に失望したりする
 
思い通りにいかない可能性を知り、
それでも最良を信じ、
傷つく覚悟をして選択を下すこと
「自分のため」というのは、
こんなことだと思うのです
 
 
人生は自分のもので、
他の誰も生きてはくれません
そこだけは、
なにがあっても変わらないのです
他人のためでもいいから、
自分のために生きましょう
 
 
 

 

 

いつまでしがみついてるの?

いつまでもいつまでも、
恨み言を話し続ける人
 
辛かったんだろうなぁと思います
相手の言うことやすること、
しゃくに障るんでしょう
 
でも
いつまで相手に頼り続けるのですか?
 
たぶんそれだけ痛かったんでしょう
すごく傷付いたんだと思います
それだけ傷付いたということは、
それだけ好きだったんでしょう
 
許さないこと
それは好きな気持ちの裏返し
形を変えた相手への執着です
相手の存在に頼っている状態
本当にそれが望みですか?
 
 
周りは花も咲いて、
あたたかくなってきました
小鳥もないて、
空も青い
振り返り続ける間に、
時はあなたを置いて進んでいきます
 
そろそろ手放してあげても、
自分を楽にしてあげても、
いいんじゃないですか?
 

 

 

まず聴いてみようよ

大きな声で言いたいことばかり話していると、
相手の声は消えてしまいます
本当に相手を分かりたいなら、
まず話すのをやめてみて下さい
 
 
大きな声
それは単なる大声ばかりじゃありません
視野が狭いこと
伝えたいことにばかり意識が向いた状態
そんなことも含みます
 
相手の声に、
こころに耳を傾けることを忘れると、
大声で話し続けるのと同じ結果が待っています
相手はいつか諦めて、
こころを開くことを止めてしまう
 
相手の声が聞こえないからといって、
何も言っていないとは限らないのです
 
少し自分の声を抑えて、
気持ちに手綱をつけて、
おとなしくさせてみて
 
今まで聞こえなかった声が、
聞こえてくると思うのです
 

こころにも水を

自分にご褒美、
ちゃんとあげてますか?
お花に水をやるように、
自分を大切にしてる人はみな、
自分にご褒美をしっかりします

がんばってるのは自分が一番知ってるから、
必要なときに自分の喜ぶことをします
そうすれば気力はあがるし、
もっと進もうって気持ちにもなる

おいしいもの食べたり
身体ほぐしたり
美しいものを見たり聞いたり
誰かに会ったり

桜の季節で、
あちこちが春の装いですね
家の近くの桜並木も、
ソメイヨシノが7分咲きくらいかな

いつもと違う道
ゆっくり歩いて帰っています


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花はそのままで素晴らしい

「良かれと思って話すのに、
言うことをきいてくれない」

その背後にあるのは、
「言うことを聞かなければ、
あなたは幸せになれないよ?」
言うこと、
聞くと思いますか?

周りの役に立つことが、
人としての価値の証
そんな風に思っていると、
行き違いは起こります

自分の価値を他人から証明しようとすると、
人って敏感に分かるみたい
どんなに良かれと思っても、
相手には届かない

そりゃそうです
相手に言っているのは、
「わたしの言うことを聞かなければ、
あなたは幸せになれない」
というメッセージ

なんで他人に、
幸せを決められなきゃならんのかと
何を言われようと、
幸せを決めるのはその人です
言われたことをどうするか決めるのも、
同じこと

結局のところ、
言葉を届けたい相手は自分なのでしょう?
「わたしはこんなに人の役に立ってる
だから価値を認めて当然!」

少なくともわたしがそうでした
顔から火が出そうだわ(///)

伝えるのは構わないけど
届かないと嘆いても、
仕方ないと思うのです

花をみて、
「役に立つから素晴らしい」
なんて思わないのと同じように

人もそのままでいい
役に立たなくたって、
そこにいるだけで最上
それは相手もあなたも、
同じなのです


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離れるのは特別なことじゃない

縁のあるものが、
身近に残ってゆきます
どんなに素晴らしくても、
役目を終えた縁は離れるもの
残るものこそが、
自分にとっての本物なのです

何十年も生きていると、
様々なもの、
様々な価値観に出会います
目を奪われるものもあれば、
異質で理解すら難しいものもある

素晴らしいもの全てを手元に置けるなら、
そうしたいですよね
でも人には限界がある
何でも手元に置くことはできないのです
居場所も同じで、
同時にいくつもの場所にいることは出来ません

手放していくことで、
自分というものがはっきりしてきます
これは自分も他人も同じこと
だから離れることは、
普通のことなのです

離れたからと言って、
それまでに築いたものが腐ってしまうわけではありません
輝いた時間は本物
それは自分の中に、
宝物として残るでしょう

未来を選び取るために
今の自分の求めを感じて、
離れることは必要なのです

こころの翼は時も場所も超えるから

会えないことは、
失われることではありません
こころが近ければ、
物理的な距離は意味を持たなくなるからです
 
 
近くにいるのに見えない
会えないのに近く感じる
人との距離は不思議なものです
 
こころのすれ違い
悲しく苦しい経験ですね
二度と届かないと知ったとき、
人は進む道を見失うことすらあります
こころが失われてしまうのは、
それほど大きなこと
 
別れも悲しいものだけど、
こころがそこにあるなら、
少し違う形を取ります
 
例え遠くにいても、
相手が身近にあるのを感じられるでしょう
同じ空の下
同じ星を見ているのを知っているからです
 
この世を去った人でも、
それは同じ
二度とは会えないけど、
いつも身近にいてくれる
死者は生者とともに歩むもの
死はただ恐ろしいものではなく、
あたたかなものになる
 
そこにこころがあるなら、
会えなくなることを恐れる必要はないのです
こころは場所も、
時も超えることができるのですから