好きな自分を生きる、ということ

わたし、自分が大好きです
中途半端に見えるかもしれないこの身体も
意外と荒っぽいこの心も
 
惚れっぽいとこも
つらい決断を下せるようになった強さも
それでもやっぱりつらくて泣いちゃう弱さも
ぜんぶ、ぜんぶです
 
 
前のわたしは全然自分を好きじゃなくて、
他人にも自分にも厳しくあたってました
 
そんなだから、
幸せになれるって信じられなかったし、
愛されるとも思えなかった
だからトランスした時も、
普通に生きるのはムリじゃないかって、
大好きな人を諦めたり、
いろんなことしました
 
でもそれ、違いました
先を歩む先輩に、
居場所はあるって教えてもらって
たくさんのお友達に、
「大丈夫」って言ってもらって
分かりました
 
自分を好きになれば、
周りも好きになれる
そうすると、
世界が自分を好きになってくれる
私の立つこの場所が、
世界の真ん中になる
 
 
わたしの夢はコミュニティを作ることです
みんなに教えてもらった「大丈夫」を
これから生きる若い命に伝えるために
 
大丈夫
どんな生き方でも幸せになれる
居場所だってある
この世には、
君を待ってる人も、必ずいる
だから大丈夫
絶望しないでって
 
きっとそこから巣立った若い命は、
いつかどこかで、
同じように悩む人に大丈夫を伝えてくれるでしょう
私のもとに届いた大丈夫も、
そうやって来てくれたのだと思います
もう私は子供を持てない身体になってると思うけど、
命の糸はこんな形でつなぐこともできるって、
感じてます
 
まずは手の届くところから、1つずつ
知ってもらえるようになれば、
世界は広がります
 
マイノリティが生きやすい世界は、
みんなが生きやすい世界です
そのために自分は何が出来るのか、
ぼんやりとしかまだ分からないけど
つまずきながら進んでいくと思うので、
見てやって下さい
 
 
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今の私の気持ち、夢についてまとめた文章です
かさこ塾最終回プレゼン課題で書きました
 
時に流されず、
わたしという点を胸に、
夢に向かって進みたいと思っています