100年前のスイスから来ました
今日は少し趣旨を変えて、
わたしの趣味、
古い懐中時計についてお話します
ずーっと堅苦しい内容だと単調になるので、
気が向いたらこんな間奏をはさみますね
文字盤には流麗な文字で「Giles Wales & Co. Chaux de Fonds」と書かれています
この子はスイスのヌーシャテル州ラ・ショー =ド=フォンから来たんですね
陶製の文字盤は品のある表情で、
紫がかった針の美しさも映えます
機械には作るのに手間のかかる狼の牙みたいな歯車、
中央の歯車やカバー部分には金が使われて、
出自の良さを感じさせます
竜頭が3時の位置に来ているから、
元々は蓋付きのケースに入ってたのも分かります
ケースはたぶん金だったのでしょう
鋳つぶされちゃったのかな、
今ではニッケルのシンプルなケース
この子が生まれて1世紀
いろんなものを見てきたんでしょうね
何も言わないけど、
会話するのは楽しいものだなと思います
わたし子供の頃から小さい物が好きで、
いろいろ集めたり作ったりしてました
お仕事も物作りですし、
趣味でいろいろ見るのも好き
こんな世界があると、
毎日は豊かになるなーと感じています