水のように柔らかく強く

通り過ぎてみれば、
辛い経験も未来の幸せに必要だったこと
そう分かるものです
 
人生に無駄はありません
相手にあわせて姿を変える水のように、
柔らかく今を見つめる
それが強さなのだと思います
 
 
人は水の巡りに似ています
ぶつかって音をたてて流れ、
ときに離れ、
また合わさって、
高らかに歌いながら下ってゆく
凍りつくこともあれば、
雲にもなり、
雨になって他を潤しもする
 
水には自分がどこへ向かうのか、
選ぶことは出来ません
流れが変わるときも、
どこへ流れるのか分かることはないし、
逆らうことは難しい
 
わたしたちが水と違うのは、
感じるこころを持つことです
その時々で思うことがあって、
流れに乗ることができる
 
ただ流されるのでは、
人生を明け渡しているようなものです
泣いてもいいし、
膝をついてもいい
必要なら、
立ち止まってもいい
でもあきらめてしまうには、
あなたの人生はあまりにももったいない
 
水は弱いようで、
柔軟に姿を変えます
時間をかけて石に穴を穿つこともあれば、
岩を砕くことだってある
 
水のように柔らかく強く
そんなのも、
素敵だと思うのです