理屈と感情と言葉と、どれが欠けても伝えるのは難しくなる、ということ

社会は理性と感情で動いています
人を動かすのはいつでも感情
理性はその下支えをして、
言葉や文字がそれを伝えてくれる
適切なバランスは、
やっぱり大切なのです
 
 
 
人を一番動かすのは感情です
いっぱい理屈をつけることより、
「つらいから止めて」の方が効果がある
だから感情を素直に伝えられれば、
それが一番いいのだけど
 
現代社会は理性の占める割合が大きくて、
感情は女性的な弱さ、
一段下であるかのような扱いを受けます
そんな場所では特に、
言動に根拠が求められます
 
実は根拠を持つことは、
理性が重視されない社会にあっても大切です
説明するときも、
迷ったときも、
それが根っこになるからです
 
これ、
あんまりコロコロ変わるようでは困りますね
根っこがそう簡単に動いては、
浮き草みたいな人って思われます
 
根拠は理性の領域が大きい部分
理性は情報
情報だけで人は動かないけど、
行動を促す下敷きにはなります
下敷きが厚ければ、
それだけ重みも出る
 
 
 
 
根っこがしっかりしてればいいかと言うと、
そうとも限りません
社会は複数の人が関わりあって動いてます
行動の理由や背景が理解されなければ、
向かい風だってやってくる
 
理解を助けるのが手段と、
最初に戻って感情ですね
人は言葉や文字で情報を伝え、
気持ちを共有します
 
 
 
こんな風に3つの要素が組み合わさって、
情報と感情は伝わっていきます
自分の考えをしっかり持つこと
何を感じているかはっきりさせること
それを伝える気持ちを持つこと
どれが欠けても、
人に何かを伝えるのは難しい
 
もちろん得手不得手はあるでしょう
それは別にいいのだけど
初めから投げてしまったら、
伝えないで「理解されない」と嘆いても、
何も変わらないと思うのです
 
分かってもらいたかったら、
「めんどくさい」は禁句
できる範囲でいいから、
表現する努力は必要
 
そう思います