幸せな人に疲れたら

強すぎる日差しが肌を焼くように、
まぶしすぎる幸せが弱ったこころを焦がすことがあります
余裕がないとき
力の差が大きな関係に身をさらさないのも、
思いのほか大切だと思うのです
 
 
 
 
気心のしれたお友達
元気なときなら、
気持ちを共有して楽しくできる人
そんな人とでも、
なぜか気持ちのしんどいことがあります
 
当たり前の幸せの話が、
暴力のように感じられる
元気なら笑ってスルー出来ることに、
痛みを感じてしまう
そんなことがあったなら
 
それはこころが余裕を失っているサインかも
しれません
 
 
 
 
ケガをした後、
痛みに疑問を持つ人はいないでしょう
目で見て分かるから、
ああこりゃ大変だと思う
ケガがひどければ、
回復も長引きますね
 
こころは?
わたしは同じだと思っています
目に見えなくても、
癒えるまで痛みを感じやすいのは当たり前
 
余裕を失っているときは、
自分を守る壁にほころびが生じているのです
ツルハシの一撃が、
大きく壁を崩してしまうこともある
 
 
 
 
身体のケガをケアするように、
こころもケアしましょう
痛みを感じる自分を、
責める必要なんてない
傷に手を当てて
ゆっくりと休めばいい
 
痛みに慣れるときは必ずやってきます
そのときは
 
日差しを楽しみましょう
そして同じような痛みがこの世に存在することを、
忘れないでいましょう