その毎日はいつまでも続かない

始まりがあれば終わりもあります
遅いか早いかの違いはあっても、
それは変わらない
 
終わりにおびえて暮らすのではなく、
終わりがいつ来ても悔いのないようにする
それが自分の人生を、
かけがえのないものにします
 
 
 
 
今があること
大きな不幸がなく、
平穏無事に暮らせていること
いつまで続くんでしょう?
 
雇用は生涯安泰を意味するものではなくなりました
健康だって、
いつ失われるか分からない
事故や災害の可能性だってある
好きな人に会えるのも、
今日が最後かもしれない
 
今ある現実は、
いろんな奇跡の上に成り立っています
そしてそれは、
いつ終わってもおかしくない
 
 
 
 
明日におびえて暮らせと、
そう言っているのではありません
ただ知っておく必要はある
自分の人生の責任は自分にあって、
誰も生きてはくれないのですから
 
生活を維持する手段を考えたり、
貯金を増やしてみたり
今の食生活を10年続けたらどうなるか?
自分を尊んだ住空間を選んでいるか?
自分と目の前の人を大切にして、
ともにある時間を輝かせる努力をしているか?
 
 
 
 
目の前のことに悩んだりしていると、
ついこんな視点を忘れがちです
わたしたちが生きるのは今だから、
それは当たり前なんだけど
 
今何かが上手くいかないとしても、
それは過程にすぎません
少し大きな視点で見て、
自分は最後にどうありたいか?
これは忘れないほうがいいこと
 
終わりを思って今を愛おしむことも、
悪くないと思うのです