感情の主人は自分だということ

強い感情は、
人のこころを揺さぶります
粗く削ったままの感情は、
野獣みたいなもの
野放しは誰にとっても困ります
 
自分の感情は自分のもので、
目を背けてもそこにあります
感情を見つめ、
名前をつけて、
上手く付き合っていきたいものです
 
 
 
生の感情を放置することは、
野獣の檻に鍵をかけないようなもの
危険なことです
 
そのままにしておくと、
感情とそこに付随したものは育っていきます
そして力をつけて、
主人に影響を与え始める
 
初めは密やかに
それでもフタをしていると、
だんだん大胆になり、
ついには主人を支配し始めます
 
こうなると、
人は感情の奴隷になります
手のつけられない感情に振り回されて、
自分を見失ってしまう
 
 
 
感情は人から生まれます
なにを感じているか
なぜ感じたのか
これをちゃんと見つめていれば、
支配されることはありません
 
目を背ければ背けるほど、
感情は力をつけます
反対に、
人が自分の感情を知れば知るほど、
おとなしくなる
 
おとなしくなった感情は、
人の味方になります
主人を支配するほどの力は、
その人の武器にもなる
 
 
 
感情を知るためには、
日頃からこころと向き合うことが大切です
今、
何を感じていますか?