怒りはゴールじゃない

怒りの影には、
必ず悲しみや恐れがあります
 
怒りを伝えられれば、
人は自分を守ります
殻の中に縮こまる
 
悲しみや恐れを伝えたら?
こころの柔らかい部分こそが、
相手のこころを開いてくれます
 
怒りを感じるのはいいけど、
それは通過点
ゴールにしたら人は遠くなる
そう思うのです
 
 
 
 
 
最近周りを見ていて、
強い怒りを抱いてる人、
なんだか多いなって感じます
 
そうなったのには、
それなりの理由がある
怒りで自分を守らなければ、
生きてこられなかった
それは想像出来ます
 
怒りは悲しみや恐れの表現
外に怒りを向けるということは、
世界を恐れ、
痛みに悲しんでいるということだから
 
 
 
 
怒りをぶつけられたら?
自分を守りますよね
それは誰も変わらないと思います
怒りをぶつけることは、
人のこころを閉ざす道
 
「それはとっても痛い」
「そんな風に決めつけられて悲しい」
 
自分とつながる部分が見えたとき、
人の心はつながります
 
相手にもこころがあって、
自分と同じように傷ついたり、
怖いと思ったりしている
気持ちを素直に伝えられると、
それがはっきり見えるのです
傷付いた部分を見せる
それは怖いことだけど
 
 
 
怒りがあるのなら、
それを知るのはとっても大切です
でも怒りは二次的なもの
本当の気持ちはその奥にある
 
どんな世界に生きたいでしょう?
背中を向けあう世界か、
こころでつながった世界か
 
こころを結んだ世界を作りたいのなら、
怒りはゴールじゃない
その奥の気持ちこそが、
世界をあたたかく照らす光になる
 
そう思うのです
 

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