違いはあって当たり前だから

表面的なことに目を瞑っても、
人には絶対的な違いがあります
 
分からないのは当たり前
それでもなお、
人は違いをこえて、
相手を分かろうとすることができる
 
大切なのは諦めないこと、
分かろうとする姿勢を捨てないこと
それをお友達から教えてもらいました
 
 
 
昨日お友達と飲みに行きました
わたしよりも女性寄り
好みも違うお方
 
お互いの近況について話すうち、
けっこう長くお友達でいるのに、
今まで自分たちの価値観について、
あまり話したことがないのに気付きました
 
 
 
性的マイノリティ以外の目から見ると、
LGBTは似たり寄ったりに見えるんでしょうか
いわゆるマジョリティな人と同じで、
マイノリティもみんな違います
 
同性愛(LG)、両性愛(B)の視点は
「どんな人を好きになるか」
「自分の性別をどんな風に捉えるか」
LGBTでもそれぞれ違うし、
同じトランスジェンダーの中でも、
いろんな人がいる
 
わたしは . . .
男性で生まれて、
今の性別は男女どちらでもなく感じている人
好きになるのは女性
身体や服装表現は中性的
どちらかと言えば周縁にいるタイプです
 
違いを無視して「分かる」と言われたり、
価値観を押し付けてきたり
そんなのにはウンザリしてたから、
わたしは他人を諦めてたのかもしれません
それはこのトランスのお友達に対しても同じでした
 
 
 
でもこのお友達、
諦めない気持ちの強い人みたい
だからわたしみたいな跳ねっ返りのお友達も務まるんでしょうね
 
話してみると、
違いの中から共通点も見えてくる
そこから価値観を分かろうとしてくれてる
分かるはずもないと思ってたのに、
とても嬉しく感じている自分がいました
 
 
 
違いの中にこそ、
互いを尊重する種があります
 
このお友達には何度も助けられてるけど、
これからもそれは変わらないのかな
 
そんなことを感じた土曜日でした
 
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