後悔をしないためには

(承前)
思いと言動のズレをなくして、
もう一つ思うのは、
後悔がなくなることです
 
「あの時こうしていれば」
そんな後悔って、
想いの通りに行動しないと出てくるもの
 
過去の自分の経験で言うなら、
異性的な服装表現をおかしなものとしたり、
トランスの時に好きな人をあきらめたり
そんなことが思い浮かびますが
 
 
 
男にも女にもならず生きること
好きな人には好きと伝えること
おかしいと感じることにおかしいと言うこと
 
自分や誰かや何かに、
まっすぐ向かい合うこと
正直にこころを開くこと
それを意識するのと同時に、
後悔することは減っていきました
 
今日現実が終わってもいい
そんな覚悟も固まりました
わたしは膝をついて乞うているのではなく、
世界に自分を表現しているのです
幸せは外にはない
内にある幸せを表現しているから、
終わりがきたとしても後悔は残らない
それが分かります
 
 
 
もちろん人の心は変わるものだから、
「何があっても迷っちゃいけない」
なんてことはありません
迷ったって構わない
それは悪いことじゃありません
 
それならそれで、
迷っている自分を伝えればいいんですよね
困っちゃうのは、
思いと言動が揃わないことで、
自分と周囲に混乱したメッセージを送ることだから
 
 
 
思いと言動を近付けるのは、
自分に嘘を吐かないことでもあります
 
何を選ぶかはその人のもの
出来ないのには出来ない理由もあるでしょう
でも人生の時間が限られているのも、
間違いのないこと
 
人の死は突然やってきます
その時後悔しないでいられるのなら、
それは構わないけど
思いと言動がズレていたら、
わたしは間違いなく悔やむでしょう
 
だから思いと言動は近い方がいい
そう思っています