そこは世界の全てじゃないから

 
この世には、
いろんな世界があります
今目の前にあるのは、
そのうちのたったひとつ
そこは世界の全てじゃありません
 
上手くいかないことがあっても、
絶望しないで
たまたまその時その場所で上手くいかない
それだけのことだから
 
 
 
会社や学校みたいな社会
誰かとの関係
 
人は役割を生きていて、
それぞれは小さな世界を構成しています
 
小さな世界が集まって、
大きな社会になる
それもまたひとつの世界
こんな風に、
この世はたくさんの世界が重なって存在し、
人もそれぞれの世界を生きています
 
 
 
目の前の出来事
上手くいくときもあれば、
そうでないときもあるでしょう
その場にいると、
目の前のことに囚われがち
楽しい嬉しいならまだいいけど、
悲しいつらいは、
なんとかしたいから
 
それがどうにもならないとき
わたしの過去を思い出すと、
絶望に囚われちゃったこともありました
 
そこが世界の全てだと思ってしまった
全てが崩れたように、
希望は失われたように感じてしまった
 
立ち直るの、
ずいぶんかかったと思います
30くらいの頃は毎日真っ暗で、
起伏がないから記憶も曖昧です
もう二度と元のように笑うことはできない
そんな風にも思った
 
でもそんなこと、
ないんですよね
今もわたしはこうして生きてるし、
のん気に笑ってもいる
 
 
 
喜びも悲しみも、
全て人生が生きることを期待して、
わたしたちにもたらすものです
わたしたちは全力で、
それに応えていくしかない
 
元通りではない
出来事で人は変わるでしょう
それは間違いないけど
元に戻る必要もないんですよね
人は変わっていくもので、
それがその人の輝きになる
 
だから絶望はしないで
世界はひとつじゃなくて、
必ず幸せな居場所はあるから

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