バディウォークを歩いて

目の前の人との違いはなに?
知らなければ相手は分からない
でも知ってみると、
気持ちが自然と見えてくる
 
不思議だけど、
人と人は分かり合う力がある
そう思います
 
 
 
バディウォーク東京2017』というイベントに参加してきました
ニューヨークで1995年に始まり、
日本では今回6回目を数えるこのイベント
ダウン症の人たちと一緒に歩くことで、
ダウン症のある人への理解と受容、
社会的平等を促進することが目的です
 
今までわたしの身近に、
ダウン症の人はいませんでした
なんとなく接し方が分からなくて、
戸惑いのあるカテゴリー
そう思っていたから、
お友達に誘われたのをきっかけに、
参加を決めました
 
半日ほどを過ごして、
新宿の道を一緒に歩いてみて
戸惑う必要などなかった
そう感じています
明るくて優しい人たち
輝くような笑顔
 
 
 
「身近にいないから分からなかった」
考えてみると、
セクシャルマイノリティについての話で、
よく耳にすることと同じです
 
日本の2016年の人口は1.27億
Webで検索すると、
日本でのダウン症患者数はおよそ5万人という数字が出てきます
(Wikipedia稲沢 潤子 『ダウン症の子どもたち』 大月書店〈子どものためのバリアフリーブック―障害を知る本〉、1998年ISBN 978-4272402823)
 
確かに多くはないけど
メディアで取り上げられることもあるし、
書かれた本だってある
見かけたことだってないわけじゃない
 
分からないのではなく
分かろうとしていないだけだった
今はそう思います
分かろうと思えば、
現実はそこにあったのですから
 
 
 
自分の痛みにばかり敏感で、
他人に鈍感じゃ壁は崩せませんよね
出来ることと出来ないこと
その違いを分かって、
ともに生きていく
みなが幸せに生きるって、
そんなことだと思うのです
 
違いを理解するには、
相手を知ることが欠かせません
知ることで、
違いから生まれる「なぜ?」は減らすことができる
 
人生の経験でムダになることは何一つない
誘ってくれたお友達の言葉が、
こころに残りました
 
 
f:id:ichapy:20171120063700j:image