つらさを反芻しても幸せにはなれないよ

つらさを手離すか、
そのまま苦しみ続けるか
どんな選択も、
自分の手の内にあります
 
なぜ許せないのか
怒りの影にあるのは何なのか
大切なのはそれを知って、
その上で選択すること
そう思います
 
 
 
今こんなことがつらい
そんなお話を聞いたりして、
よく思うこと
自分を振り返ってみても、
思い当たることなんだけど
 
なんでつらさを反芻しちゃうんでしょう?
いちばん離れたいことに、
しがみついてしまう
いつまでも繰り返し体験して、
傷付き続けてしまう
 
 
 
こいつはこんなことをした
だから許せない
人とのトラブルって、
たいがいそんな言葉に集約されます
 
それだけ悲しい思いをしたのね
つらかったのでしょう?
傷付いたばかりの時は、
そこに目が向くのは仕方ないと思います
新しい傷口からは血が流れ出て、
強く痛むものだから
 
でも痛みを反芻し続けるのは、
かさぶたをはがすようなもの
治る傷だって、
治らなくなってしまう
 
 
 
時間が経って落ち着いたらでいいから、
考えてほしいのです
自分はどこにたどり着きたいのかを
 
許さないことで残るのは、
傷付いた自分と許されない相手
誰も幸せになることはありません
 
傷付き悲しかったこと
相手を許せない気持ち
その裏側には、
語られない思いがあるはずです
 
大切なのは、
その語られない思い
そのことに気付いたら、
わたしは手離すことが出来ました
 
手を離すのも、
離さないのも自分の選択です
苦しいのなら、
そこにいなくてもいいんじゃないかな
そう思うのです
 
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