カスタムナイフ作ってきた!

昨日のこと
奈良本洋二さんの
『カスタムナイフ制作ワークショップ』
参加してきました
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わたし物作りが好きで、
ナイフの美しさにも目がありません
ハンドメイドの個性と、
素材と炎が見せる様々な表情
こういう時はすっかり男の子モードです笑
 
自分でやってみたいと思ってたけど、
いざやろうと思うと分からないことだらけ
ワークショップみたいなものない?
探していて出会ったのがこちらでした
 
都心からは1時間かからないくらいかな
会場は京王堀ノ内のユギムラ牧場
所沢から電車乗り換えたりして2時間ほど、
朝早く起きて行ってきましたよ
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10時には参加者みんなが集まってスタート
鋼材の焼きなましのお話から、
ハンドル材を選びます
わたしは黄金檀とも呼ばれるリオグランデパリサンダーを選択
 
焼きなましは冷却に時間かかっちゃうので、
奈良本さんが先に加工してくれてます
というわけでブレードの形を決めたら、
ササっと鋼材の成形へ
 
ヤスリでゴリゴリ手削りは日が暮れるので、
ここは文明の利器を活用です
鋼材のカットにディスクグラインダー
おおまかな成形にはベンチグラインダーとベルトグラインダー
使い方を習って、
あとは各自挑戦です
 
こんな感じにお昼には形ができちゃう
おもろいですなー
左のヤスリからグリップを取り去って、
焼きなましたのが右側のもの
真ん中がそこから削り出したブレードです
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ハンドル材も本体に合わせて、
きっちりアウトライン出しをしておきます
 
 
 
午後には山場の焼き入れ!
バーナーで炙って赤熱したブレードを、
水で急冷して硬度を上げる
真っ直ぐ入れないとブレードが曲がるから、
参加者全員緊張の一瞬です
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焼き入れして冷ましたのがこれ
すこーし曲がったかな. . .
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この後は鋼材の変化を落ち着けるため、
熱した油に入れて焼き戻し
ブレードを磨いて酸化被膜を落としたら、
ベルトグラインダーで刃付け
ここはブレードのカーブに合わせてササっと
 
時間は飛ぶように過ぎて、
この頃には日は暮れかかり
フロー体験ですな
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エポキシ接着剤でハンドル材を固定して、
形を整えたら亜麻仁油を全体に塗布
ナイフ一丁出来上がり!

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皆さん個性的なのばっかり
工程は同じなのにね、
出来上がりは千差万別です
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モノとの対話って、
思わぬところで自分が出てきて、
けっこう面白いものです
時間がない中での参加だったけど、
とってもいい1日になりました
 
奈良本さん、
なんとタタラ製鉄までイベントやってるとか
ものすごく面白そうで、
またまた楽しみが増えたのでしたー