普段と違うことはいろいろ知らせてくれる

普段と違うことは、
何かが起きている知らせです
 
そこに気付くか、
見逃してしまうか
その違いって、
どれだけ周りに興味を持てるか?
そこなんじゃないかって思うのです
 
 
 
お仕事で、
コンプレッサーを使っています
 
1日の終りには、
タンクの下に着いてるバルブを緩めて、
中の空気と水を排出
そうすることで容量を確保できて、
翌日の仕事もスムーズに始められる
 
前はわたしがやっていたけど、
今は後輩くんにやってもらってます
毎日触れることが、
道具を知ることにつながるし、
工房の人は他の部署の人より、
工房のことを知っておく必要がある
そう思うからです
 
毎日立ち上げと後始末をしていると、
機械のことが分かってきます
普段たてている音、
その長さや頻度
タイミング
動きの滑らかさ
 
それを分かっていると、
違いから異常を察知できる
これけっこうバカにならないんですよね
どんな機械でも、
巻き込まれれば大きな事故になりますから
 
 
 
このところこのコンプレッサー
調子がよくありません
買ったばかりの頃に比べると、
運転頻度も上がって時間も長い
タンクに空気が保持できていない?
 
そう思っていたら、
ますます疲れちゃったみたいだから
ちょっとメンテナンスしてみることにして
 
最初に触ったバルブにびっくり
カタついて空気の漏れる音がする!?
運転間隔もおかしくなるわけです
本体も連続運転で、
ものすごく熱くなってる
コンプレッサーの周りを探したら、
パッキンのゴムが切れて落ちてました笑
 
 
 
後輩くんにはお小言を言ったけど、
わたしも機械に向ける意識が弱かった
そう思います
 
周りにどれだけ注意を向けられるか?
これが気付きの源だと思います
新しいものへの出会いもそうだけど、
いつも一緒のことに対しても同じ
どんなに慣れたことでも、
同じではないのですから
 
もう少し注意していたら、
空気の漏れる音に気付けたかな
 
何か起きてからでは、
後悔してもしきれません
そんなことにならないためにも、
楽しさを見つけるためにも
 
周りにもっと興味を向けていこう
そう思うのです

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