疲れを軽くみちゃダメよ

全速力で走った後も、
考え過ぎるほど考えた後も、
人は間違いなくクタクタです
 
どちらの状態でも余裕は持てず、
本来の力は発揮できません
大切なのはベストの選択を下すこと
そのためには、
疲れたら無理をしちゃいけない
そう思います
 
 
 
わたしより一回りも若い後輩くん
どうしても力仕事が多くなりがちです
筋肉落ちて非力になっちゃったわたしを、
がんばってカバーしてくれてて
そんなお仕事が重なると、
少し気付きが遅くなるのを感じます
 
疲れの影響って、
身体→身体 こころ→こころ
だけじゃなくて、
身体→こころ こころ→身体
もある
 
身体とこころは、
互いに影響を与えあいます
身体の疲れは頭が感じさせている
そんなお話もあるくらい、
身体とこころは不可分です
 
身体が疲れた状態では、
気付けることにも気付けなくなる
些細なことに気落ちしたり、
怒りっぽくなったりもする
その結果出せる答えが、
自ずと限られたものになる
 
頭を酷使し続ければ判断力は低下して、
身体の状態が良好でもミスは増える
抑うつがこころの過労状態で、
身体活動にも影響を与えることは知られていますね
 
どちらも考えてみれば当然だけど、
意外と軽視されている気がします
 
 
 
疲れてた時に下した選択
ああすればもっと良かったと思うこと、
いくつか思い当たります
一番と信じて選んだことだから、
後悔はないけど
選択肢を探る余裕すらなくしていた
 
疲れは余裕を奪います
身体的なことは言うに及ばず、
こころの余裕もなくなっちゃう
こころはトゲが出て、
傷つきやすくなってしまう
 
こういう状況は、
相手にも同じものを投げかけます
互いがトゲに触れれば痛いから、
壁が出来てしまう
相手にも感情があることを忘れちゃう
 
それが自分にとってのベストの選択?
たぶん違いますよね
自分だけじゃなくて、
相手にもよい選択
そんな判断を下すためには、
こころにも身体にも余裕が必要なのです
 
どうしてもその状態で判断しなきゃいけない
そんな状況でもない限り、
疲れは過小評価しちゃいけない
疲れを自覚出来るなら、
重要な判断はムリに下さない方がいい
 
そう思うのです


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