こころの力は要らないところに使わない

1日に使えるこころの力は限られています
小出しに使ってしまうと、
大きなことに使う力が削がれてしまう

何かをするときも、
何かを変えるときも
要らないところに力は使わない
できるなら習慣で楽をするのもいい

そう思います

 

自分の意志なんて信じない
先月朝の目標設定の朝活で、
そんなお話を聴きました

人は誘惑に弱くて意志も弱いから、
決めたことをずっと出来るなんて信じない
仕組みを作って軌道に乗せた方が上手く行く

これすごーく分かります
がんばると言ってみても続かない
でも何かとセットで決めちゃうと、
習慣になってできてしまう
そんな経験が確かにあるのです

電車に乗ったら本を開く
喫茶店では本やパソコンを開く
家に帰ったら走る
目が覚めたらサッと起きる

その後の選択でお休みしてることもあるけど
短いものでも1年くらい
長いものは今でも続けることができています

 

単発の行動では人は変わりません
簡単なことでも積み重ねること、
それがいちばん効く

変わりたいと願うなら簡単なことをひとつ
すでに習慣になっていることとセットで、
それがうまくいく鍵だと思います

人は判断に使う力を省くために、
思考や行動の単純化をします
人を鋳型にはめるようなのは嫌だけど
反復からの習慣化は楽でいいなと思います

ムダのない行動は美しくもありますし

何かを変えるのは小さくてもたいへんです
無理はしない
がんばらないのがいいのです

 

こころの力は使いどころがあるから、
必要のないところには使わない
自動化や定型化も、
うまく利用すれば力になる

そう思っています


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