自分に言い訳する人生なんて嫌だ

ヴィクトール・フランクルの本を、
最近いろいろと読んでいます
このブログでも何回か書いてるけど
ナチス強制収容所を生き延びた精神科医
『夜と霧』の著者として知られる、
ロゴセラピーの創始者

ロゴセラピーって聞き慣れない言葉ですが、
意味による癒やしのことです

生老病死を含む全てに対して、
人はどう臨むかを選択できます
選択はその時その人だけのもので、
それこそが人生に唯一の意味を与える
意味を見いだせば、
苦痛があっても人は生きてゆける

フランクルは自らこれを体現し、
人生に意味を見いだせず苦しむ人を力付けた
生きる意味を大切にし続けた人
すごいなって思います

 

どんな行動をとるか?
どんな体験に触れるか?
どんな態度で起きたことを受け入れるか?
この3つの選択を通して、
人は人生の意味を表明できます

この人に会えた
これを見ることが出来た
生きてきた意味があると思える経験は、
人生を輝かせてくれますね

自暴自棄に陥っての行動は、
人生を曇らせます
わたしにも覚えがあるけど、
ずっと自分に言い訳をしていました

気持ちを無視して人を物のように扱ったり、
その循環で傷付け合う輪に陥ったり
自分に言い訳し続けるって、
すべきでないと分かってることです
その時の精一杯でも、
弱さに負けて選んでしまったこと
仕方がなかったことなんてひとつもない
今はそう思います

 

選択に過去は関係なく、
今この場この時から選ぶことができます
上手く行かなかったなら、
今からでも選び直せばいい

自分が死に臨んでいるとして、
その選択に胸を張れるか?
言い訳をせずにいられるか?
大切なのはそこだと思います

今の居場所に立って、
真ん中を生きて
わたしは死ぬときにも胸を張って、
これがわたしの人生だったと言えるでしょう

迷うことはいくらでも起きると思うけど
自分に言い訳の要らない選択をして行きたい
そうしてわたしの人生の問いかけに、
わたしは答えていく
そう思うのです


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