好き嫌いを超えたところに

大切なものって何だろう?
それは好き嫌いだけじゃない、
意志の存在によって決まるもの

その積み重ねが、
対象をかけがえのないものにしてゆく
そう思うのです

 

自分の意志で選ぶことの大切さを意識して、
ずいぶん視点が変わりました

いろんなことに自分がどう感じるか?
日曜日の朝のお風呂タイムは、
そんな自分を振り返る貴重な時間
今朝は『大切なものって何だろう?』
そんなことを考えてました

 

何かを大切にする気持ちは、
好き嫌いではかれない次元がある
最近そう強く感じています

自分の気持ちにまっすぐ向かって、
素直に表現する
好きか嫌いかは、
何かをするときに大切な要素です
それはどんな時も大前提だけど

好きか嫌いかは感じ方
その時々で変わるものでもあります
好き嫌いのみによる判断は、
時々で基準が変わることを意味してしまう

 

自分の答えを選ぶことは、
ここでも大きな意味を持ちます
選ぶことは意志
嫌と思うことがあっても、
人は自らの選択には意味を感じられるから
好きか嫌いかを超えることができます

もちろん嫌なことがあればつらいでしょう
それは変わらなくても、
苦しみに向かう姿勢が変わります
「させられている」のではない、
自ら臨む姿勢です

 

これを意識するようになると、
その時の感じ方で判断が変わるような、
自分以外に流されるような、
そんなことは起こりにくくなります

向き合ったものを大切にする気持ちは、
乗り越えた痛みによって強められます
ひとつ
またひとつ
意志が積み重なりますからね

自分の人生ですから、
もちろん何を選んでもいいと思います
好き嫌いだけで判断を続けても、
一向に構わない
ただそれで残るのは、
土台のない建物のように
信をおけないものでしょう

 

大切なものは、
積み重ねられたものが語ります
好き嫌いはひとつのライン
その向こうにあるものこそ、
かけがえのない存在になり得るもの

そう思うのです


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