「それ無しでは生きられない」ではなく

「それ無しでは生きられないほど」
そんな言葉を聞くことがあるけど

本当に好きなものは、
それ無しでも大丈夫にして、
いろんな可能性から選んだ方がいい
選ぶことで思いは強まり、
より大切になるのだから
そう思います

 

「それ無しでは生きられないほど」は、
好きなものにのめり込んだ状態
一点集中力はあるけど他への注意は疎か
そんな落ち着きを欠いた状態です

当然ですが、
これは視野も狭めてしまいます
好きなこと意外の選択肢は、
ほとんど見えなくなってしまう

選択肢のない状態はいずれ停滞に陥ります
簡単に言えば飽きちゃう
大切なものが大切であり続けるには、
選択肢が必要なのです
選ぶことは意志
その積み重ねが思いを強くしますからね

 

わたし自身も、
実はのめり込みやすい性格です
小さい生き物や、
模型や箱庭みたいな世界
懐中時計やナイフ
ジャムやお酒作り
服も好きになっていろいろ買いました

誰かを好きになるときも、
似てるかもしれません
どんな人なのか知りたくて夢中になる
ちょっとウザいかもしれないですね笑

今わたしが大切だと思うものは、
自分で選び続けてきたものです
夢中になって、
少し落ち着いて、
痛い目にもあって
それでも残ったものたち

 

選択によって強さを増した思いは、
「そんなこともあるさ」と笑える余裕をくれます
余裕をなくしてしまったら、
どんなことも上手くいかないですよね

だから未来へ続けて行くには、
「それ無しでは生きられない」にしない
それが大切なんだって、
そう思うのです


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