怒りの声を聞いてあげよう

怒りはこころの悲鳴です
何かを分かってほしくて声をあげて、
伝わるまで悲鳴をあげ続ける

大きな声を出し続ければ疲れます
こころの力は有効に使いたいから
怒りに振り回されず、
しっかり声を聞いてあげること
大切だと思います

 

よく疲れないなぁ
怒っている人を見て思います
とは言うものの、
わたしも10年くらい前は同じように、
プンスカしてましたが笑

怒るのはこころを動かすこと
力を使う活動です
怒り続けて疲れないのは、
それだけ余力があるから
ものすごくエネルギッシュか若いか、
そんなとこでしょう

力が有り余ってるうちはいいですが、
疲れたり年齢を重ねたりすると、
気力体力の総量が減ってきます
年期の入ったスマートフォンみたいに、
効率のいい活動が必要になる

怒りは電池バカ食いのアプリみたいなもの
恐れを隠したり悲しみをなだめるために、
気力を発散するのも目的の1つです
電池の総量が落ちてる時は、
使うべきじゃないでしょう

 

とは言え人は機械じゃないから、
簡単に切り替え出来なくて怒るんですよね
そんな時は、
まず自分の怒りを意識するといいと思います
「あー自分怒ってる」
それが分かれば対処できます

よく言われるけど、
怒りは二次的な感情
悲しみや恐れの別の顔です
だから怒りを感じているということは. . ?
自分の本当の感情を知ると、
何がそんなに自分を動かすのかも分かります

大切なのは、
怒りに我を忘れないことです
恐れや悲しみを分かってほしくて、
こころが悲鳴を上げてるのが怒りです
悲鳴に振り回されて、
声を聞き取れなくなっては本末転倒
マスターは人であって怒りではありません

怒りの影の感情を理解できるようになると、
そこに割いていた力の大きさにも気付けます
何をするのにも力は必要なもの
要らないところに力を割かずに済めば、
その力は有効に利用できます

 

好きにさせると、
怒りはこころの力も食べちゃうし、
周りとの関係も壊します
できるなら手綱をつけて、
飼い慣らしてあげましょう
ちゃんと声を聞いてあげれば、
怒りはきっと人を助けてくれる
そう思うのです


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