気持ちのよい世界を作る方法は

北風の冷たさは守りを固めさせて、
太陽のぬくもりが守りを解かせる

伝え方も同じことで、
相手を責めても失うばかり
お互いが照らす方が、
気持ちのいい関係を作ってゆける
そう思います

 

「~しないお前が悪い」
誰かのそういう言い方を聞くと、
天の邪鬼な人だなぁと思います
たまに同じ言い方してる自分に気が付いて、
苦笑することもあるけど

意味するところは「~してほしい」
素直に言えばいいのに. . と思います
自分の気持ちを素直に伝えたら、
負けだと思ってるのかしら

 

相手を責めるのは北風のやり方
外側から人を動かしても、
長続きしません
行動は内側からの「したい」で定着するもの
外側からの「しろ」じゃありません

何かが正しくないといけない価値観は、
何かが間違ってなきゃいけないことでもある
それもしんどいと思います
正しさはみんなにあって、
誰も間違いじゃなくていいですからね

 

言葉が現実を作ることも、
忘れてはならないと思います
してほしいことを、
「しなくていい」と言う人も同じですが
素直じゃないこと言ってると、
その通りの現実がやってきます

周りはその人を理解して、
真意を汲んでくれるかもしれません
でも習慣ってこわいもの
普段からそういう言い方するってことは、
言葉のたびに暗示をかけ続けるようなもの
無意識の行動も周りの反応も、
大きく影響を受けるでしょう

素直じゃない表現って、
されていい気分はしないものです
端で聞いていても、
いい感じだと思う人はいないでしょう
言動に沿って、
その人のイメージも作られていきます

 

天の邪鬼モードに入ってることに気付いたら
わたしは自分に聞くことにしてます
「それほんとはどうしてほしいの?」

「~してくれたら嬉しい」
そう言えばいいんですよね
自分が相手を喜ばせることができる
そう思えば、
よほどのへそ曲がりでない限りそうします

誰も悪くならなくていい
お互い素直に嬉しいことを伝え合って、
相手の「してほしい」をしてあげる
気持ちのよい世界を作るのは、
北風よりも太陽のやり方じゃないかって
そう思うのです


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