風が吹いても吹かなくても

時のままに流されるか
気持ちをかためて力を蓄えるか

人はどんなことも力にしてゆけるから
気持ちを確かにしてゆくこと
大切だと思います

 

考えを後押ししてくれる追い風
そのまま進めと言ってもらえるようで
力強く感じますね

抵抗するのは向かい風
「その程度の決心もないなら止めときな!」
そう自分を試されてるようで
「その程度じゃ止められないよ!」
なんて返したくなる

何もない無風の時
自力で進むことが求められるから、
いちばんキツい時間かもしれません
本当の気持ちが試されるけど
そこから得られる力は、
強い底力になります

 

人は変化を嫌う生き物です
どんな境遇も、
その状態で死なないのは知っている
変化したらそれすら分からないから、
変えたくない

なんでもない時って、
何も変える必要のない時です
そのままでいれば安全
余計なエネルギーも使わなくていい
何もしないのは、
生き物としては自然な姿かもしれません

でも実際のところ、
どんな状態も安心安全ではありませんよね
自然は停滞と変化の間にあって、
いつまでも止まることを嫌います
変化は必ずやってくるのです

変化に追われて自分を変えるのは、
変化にイニシアチブを取られた状態です
何もない時に自分をアップグレードさせて、
先制権を自分が握れば、
柔軟な対応も可能になるでしょう
無風の中でも進み続けた経験は、
思いの強さと自信をくれます

 

自分の気持ちが定まっていれば、
どんなことも力に出来ます
追い風も向かい風も、
無風の時さえも

何もない時の一歩
これは好きなことをいっぱいやっても、
勉強を一生懸命やってもいいでしょう
外から見て何もしてないようでも、
内面でわずかな一歩でも踏めていれば、
それでいいと思います

嫌なのは、
流されるままに時間を抜き取られること
何も考えず止まり続けても、
時は流れます
気が付いたら5年や10年はあっという間
そこには何も残らず、
時を失った虚しさだけが残るでしょう

時は有限
できることも限られているのだから
どんなことも力に変えてゆくために
気持ちを確かにすること
大切だと思うのです
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