贈り物嬉しくないの?

有るものは贈られたもの
それは誰にもある、
その人だけへの贈り物

何を喜び、
受け入れて行くのか
感じてゆくのは大切だって思います

 

いろんなことを学んでいて思うのだけど
みんな当たり前みたいな顔して、
難しいことやってるなって思います

昨日は分数の計算すっかり忘れてて、
しばらく悪戦苦闘
これって小学生レベルよね. . .
外を歩いてる子どもたち
毎日がんばってるんだなって思います

人の疲れを癒やす勉強では、
先生の流れるような動きひとつひとつに、
目に見えない積み重ねがあって
何一つ簡単ではないことが分かります

身体感覚さえ満足に知らない、
そんな自分と比べて、
先生の感覚は優しくて深くて
どれだけがんばってきたんだろう?
やっぱり尊敬するなって思います

 

周りはみんなすごいのに、
まー自分ときたら
そう思ってると、
今度は何でもないと思ってた作業が、
新人くんには難しかったり

わたしも同じなんですよね
みんなそれぞれの積み重ねがあって、
それは時間をかけただけの力がある
20年働いただけのものは、
わたしの中にあるのでしょう

 

自分を安く見積もる
現代人はそんなところがあるように思います
人の役に立つことばかり求めてきて、
いつも誰かと比べて、
評価は引き算ばかり
そんな環境は、
無価値の幻想を押し付けてくるけど

人は生きてるだけで価値があるし、
時間をかけてきたことには、
どんなことも力があります
これは自分にも他人にも、
等しく当てはまることでしょう

 

ついつい自分と他人を比べちゃったら、
自分に有るものは何だっけ?
そう考えるようにしています

他人と比べてしまう気持ちは仕方ないけど
どこまで行っても、
自分に欠けた部分はあります
そこにばかり目を向けても、
癒えない渇きに苦しめられるだけ
終わることのないマラソンと同じです

他人がなにを言おうと、
他人に何が出来ようと
自分の持つものの輝きは変わりません

それはその人の存在の軌跡で、
人生への贈り物でもあるでしょう

贈り物から目を背けて、
別のものをくれと言うくらいなら
自分だけに贈られたものを、
ゆっくり楽しむ方がいいんじゃないかな

そう思うのです
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