いつまでもそこにはない

いつまでもそこにある
そんなものはありません
どんなものもいつかは消えて、
手の届かないところにいくのだから

大切なものを見誤らぬよう、
目の前に集中すること
大切だと思います

 

いつまでもそこにあるから大丈夫

そんな風に思っていたものが、
ある時急に消えてしまう
無くなってからうろたえて、
そこにあった意味に気付いたりする
そんなことがあります

どんなこともいつかは終わります
だから今あることが貴いし、
今表現しないと次はないのに
わたしニワトリみたいなとこがあって、
すぐに大切なことを忘れてしまう

繰り返しそんなことがあると、
ニワトリもさすがに学習します
忘れないように制限を課す
ずいぶん前にそんなことを覚えました

期限を区切る
ここまでと決めてしまう
そうすると、
途端にものの意味は変わります

そこにあるのは当たり前じゃなくなるし、
誰かとの時間も特別なものになる
本当は制限なんて課さなくても、
最初からそうなんですけどね
わたしそうでもしないと分からなくて

 

自分の中にあること
いろいろ期限を定めました
悔いのないように、
その時までは行けるところまで行く

たどり着いたその時は?
新しく期限を定めてもいいし、
そこで終わりでもいい

ただ最初から先延ばしを前提にして、
漫然と過ごすことだけはしない
それだけは思います
時計が時を刻むように、
わたしたちの時間も過去になって行きます
どんな過ごし方をしても同じ時間
無為に命を投げ捨てたくありませんから

何が大切かを見誤らないように
目の前のことに集中して、
毎日を積み重ねていこう

そう思うのです


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