親もそのとき精いっぱいなんだ

群馬に帰ってきてます
わたし生まれは新潟だけど
幼稚園で引っ越してから高校卒業まで群馬
田舎と言えば群馬なのです

父親78で母親75
若いとは言えないけど、
元気にしてくれてます

 

一人暮らしを始めてから、
わたしはあまり家に寄り付かない子でした

子供の頃いじめられて、
両親に助けを求められなかった
身体に関する違和感も、
分かると思わないから話さなかった

自分は結局1人
誰も助けてはくれない
そんな思いばかり強くて
他人は信じられないもの
両親も頼っちゃいけないと思っていました

今はずいぶん楽になりましたよ
いつの頃からか、
両親も自分と同じで、
精いっぱいだったって分かるようになって

 

わたしたちはその時の最良を選んでいます
考えて考えて、
いちばんの答えを選んでいる
やってみた結果が上手くなくても、
それは結果論に過ぎません
選択が最良を信じたものなのだから、
その選択に後悔は必要ない
わたしはそう思います

考えてみれば、
これ両親も何も変わらないんですよね
わたしは次男だったけど、
長男とは明らかに違います
どんな選択も初めてと同じ
分からないなりに精いっぱい、
わたしに向き合っていたことでしょう

なんでそんなひどいこと言うの?
そう思うこともあったし、
許せないと思うこともありました
でもそれは、
自分が上手くやれないのと同じこと
責めても何にもならないって分かりました

父親には身体のこと話していないとか
そんなことはまだありますけどね
何でも話せばいいものでもないから、
そこは今の精いっぱいでよしとしてます

 

わたしが家に帰るのは、
お盆にGWに夏休みにお正月
まとまったお休みがあるときです
全部合わせれば半月くらいかな?

1年で半月
少ないなって思います
男性の平均寿命は81で、
女性の平均寿命は87
両親の年齢を考えると、
まだ平均寿命までは何年かあるけど

会えるのはその年数 x 半月
例えあと10年生きてくれても、
半年にも満たないことになるから
帰れるときは帰ろうと思ってます

 

世界は自分が作っています
誰も助けてくれない現実を作ってたのは自分
分かってくれない両親を作ってたのも自分
気持ちの向け方を変えてみて、
それがよく分かりました

夏休みの数日
つまんないことでケンカしちゃうかもしれないけど
あとどれくらいあるか分からない時間
大切に過ごそうって思うのですf:id:ichapy:20180812035159j:image