胃カメラ飲んできた!

昨日胃カメラ飲んできました
なんでもピロリ菌がいるからってことで

ピロリ菌
ご本名はヘリコバクター・ピロリ
お住まいは胃の幽門部
強力な塩酸に耐えられるタフなやつです
ヘリコプターみたいに動く繊毛があって、
この名前になったみたい
名前はかわいいけどやることはえげつなくて
住まわせとくと、
胃潰瘍とか癌のリスクが上がります

この菌とリスクの関連は証明されていて、
今は除菌に保険適用されます
そのかわり、
胃カメラ飲んで胃の中を見なきゃいけない
ピロリ菌感染者の胃の中は、
目視でわかるらしいのです

わたし今まで胃カメラは未経験
やった人に聞くと、
「あんな苦しいものやるもんじゃない」
「たいしたことなかった」
くっきり分かれるの
まあ何事も経験!
そう思うから、
朝ご飯ガマンして行ってきましたよ

 

まずは肩に筋肉注射
胃の中を洗い流す薬液を小さなコップ一杯
あんまり美味しくはないけどゴクリ
口からは大変みたいなので、

今回は鼻からカメラを入れると決めました
鼻血を防ぐために、
それぞれの鼻の穴にゼリー注入3回
毛細血管を収縮させるお薬だって

麻酔のゼリーを同じく注入3回
鼻の奥がツーンとします
喉の奥に麻酔スプレー吹き付け
触れた部分から感覚が鈍くなって、
舌の感覚がなくなりました

次は鼻の穴に管が通るかどうかテスト
細いものから太いものへ
ここでわたしは鼻の穴が狭いと判明
通らなかったら口からになるけど、
なんとか通りました

ここで横向きになって先生を待ちます
腕のいい先生なんだって
ちょっとドキドキします
ここから先はあんまり細かく覚えてません
やっぱり苦しかったの

いちばんは喉元を通るときの嘔吐反射
おえってなります
肩の力抜いて!って何回も肩叩かれたけど、
そんな自覚全然ないし

それでもなんとか飲み込むと、
今度はお腹に空気が入る
これもけっこう苦しいのね
お腹が張ります
あとはよだれダラダラ
喉のところを太いものが通ってる感覚

 

胃の中は思ったよりきれいだそうで
菌のいる様子は一部のびらんしかない
組織を採集して胃カメラは終了
ずいぶん長く感じたけど、
時間にしたら10分くらいかな?

まだ細かいことは分からないけど、
ホルモン剤摂取が影響している可能性、
あるかもしれないとのことで
採血もして、
2週間後の結果待ちとなりました

 

お腹の中を見られるって、
なかなか面白い経験です
嘔吐反射と喉とお腹が張る苦しさ、
ここが楽になれば本当に楽しいのに
そこがみんな嫌がるとこなんでしょうけどね

検査の後も麻酔の影響で、
目が霞んで声もしゃがれたまま
鼻も詰まった感じでした
空気でお腹もぐるぐる
麻酔の影響は1時間、
そのほかは数時間ってとこですが

朝ご飯抜いたから、
お昼も晩もご飯おいしかったな
普通にご飯食べられるって嬉しい!
改めて思った1日でした

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