人に何か思ったら

「この人は自分に関して~なのか?」
と思うことがあったら

主語をその人の名前から自分の名前へ
目的語を自分からその人の名前へ
入れ換えてみましょう
簡単に言えば、
「この人はわたしに対して~なのか?」を
「わたしはこの人に対して~なのか?」へ

今までのわたしの経験の範囲内ですが、
たいがいこれ合ってるんですよね
他人が自分に対してこう思ってるというのは
自分自身の投影であることがほとんど
自分がその人に思っていることです

抱えている感情が攻撃的なものの場合、
人は自分を美化したがります
感情を認めたくない場合も、
いろんな理由で自分を飾り立てる
そこに目がくらんでいると、
本心は見えてきません
気持ちはいつもシンプルなのにね

そんな自分が見えると面白いものです
隠していた裏側が見えると、
思いのほかすっきりしたりする
自分の感情が分かれば、
その状況への対処法も出てきます

 

別に本心が見えなくたって構いません
見たくないから見ていない
それも事実でしょうから

ただそのままだと、
どうすればいいかも見えません
自分の本心が分からないから、
未来への覚悟も決まらないでしょう

自分が裏側で考えてたことを知る
ちょっとうんざりすることもありますが
人なんてみんなそんなもの

なんだかきれいに見える人も、
すごい聖人みたいな人も、
中身は大差ありません
みんな苦しくて、
みんな悲しくて、
みんな嬉しいのです

大切なのはそこからどうするか
未来を良くするにはどうするか
ここですよね

みんなつらいことはあるけど、
そこから光を掴んでいる
なんだかすごそうな人って、
少しだけ勇気を出した人なんだと思います

 

自分と向き合うのには勇気が要ります
少しの痛みに耐える強さも必要でしょう
それが大丈夫だと思えるなら

自分と向き合ってみる
そこで自分の見ずにきた部分も知り、
その上で選べるものこそが本物

そう思うのです

f:id:ichapy:20181015212520j:image