相反するものを自分の中に感じたら

自分の中に正反対のものを同時に意識する
何が本心か分からなくなる
そんなことがあります

人は矛盾に満ちたもの
分かってはいるけど
あまりに感情が激しいと、
戸惑ってしまいます

関心の反対は無関心
気持ちの動きは関心があるということです
そう考えると、
逆の思いの同居は不自然でもないのでしょう
理解できることが飲み込めるかというと、
そうとも言い切れませんが

愛情と憎しみや、
嬉しいこと悲しいこと
悲しみは時に怒りの顔になりますね

前はこんな矛盾に耐えきれず、
どちらかを強引に選んでいました
自分の感情と真剣に向き合うこともない
結果どうかと言えば、
どちらも自分の中にある強い思いのこと
必ず後悔することになってました

 

最終的に何を選ぶにしても、
全ての感情を認めることは大切です
そこで感じたことは、
どんなに認めたくなくても事実だからです

認めず捨てようとすると、
同じものがまた頭をもたげることになります
結果先に進めない
捨てたはずのことが存在感を持つ
ただ捨てようとすることの先、
待っているのはそんなことの繰り返しです

生きて行くということは、
過去をしっかり過去にすることでもあります
過去を過去に出来ていないと、
今を生きることが出来ません
過去に逃げ込むのは楽だから、
そこにいたがる人もよく見ますが

自分はどんな人になりたいのか?
今目の前にいる人に何をあげたいのか?
自分は今何を感じているのか?
過去に囚われていたいのか?

この問いに答えたところに、
自分の進む道は見えてきます
選択は誰かに選ばされるものではありません

 

わたしは目の前のもの、
今あるものを大切にしたいと思っています
だから自分の中にある激しさも、
認めたくない闇も、
受け入れたその上で進みます

外からの刺激を少なくすると、
大切なものがはっきり見えてきますね

選んだこと
逃げたくなることもあるけど
覚悟をもって進もう
そう思うのです

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