お化けは怖く見えるけど

見えないことが不安を呼ぶ
たまにそんなことがあります
夜雨や風の音を聞いて、
1人でいる時とか
話す人がいなくて、
誰も助けてくれない思いに囚われた時

こういう時の不安は手ごわいです
不安は正体がないもの
放っておくとどんどん膨れ上がる
物事の明るい面とか、
人の温かさなんて信じられなくなる
起きて欲しくないことが、
頭の中をぐるぐると回り始める

 


見えないことにはいろんな側面があります
ここで想像するような、
自分にとって良くない側面
反対に起きて欲しい、
嬉しい側面だってあります
物事には良くない側面と同じくらい、
良い側面だってあるはずです

物事を評価するとき、
片方だけを見るのは偏ってますよね
そんな当たり前を見えなくするのが不安です
脅威に備えるため、
人の原始的な部分は見えないものを恐れます
そんな脅威に普段からの恐怖を重ねたのが、
起きて欲しくない想像になるのだと思います

 


正体のないものは日の光や、
人の温かさに弱い
これは狐狸妖怪の類に限りません
と言うか、
お化けの類はこころの産物(だと思います)
こころの揺れが朝の光や、
人とのふれあいで治まること
昔の人も分かっていたのでしょう

考えごとをするなら光の中で
さもなければ、
信じられる人に話してみる
どちらもすごーく効果のあること

人生はつらくて苦しい面ばかりじゃなくて、
必ず温かくて嬉しい面があります
最初に与えられる量は同じだけど、
物事のどんな側面を大切にしていくかで、
その後の幸せの量は決まります
人生が幸せか不幸せかを決めるのは、
他の誰でもないその人です

幸せな人生と、
不幸せな人生と
どちらも自由に選べるなら?
きっと迷う人はいないでしょう?

あなたの人生は誰のものでもない、
あなた自身のもの
お化けにどうこうされていいものじゃない
だから闇の中1人で考えたりしないで、
光の中で誰かに話していくこと

大切なんだって思うのです

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