京都の『玖伊屋』と『イロ会』行ってきた!

土曜夜から日曜お昼まで、
思い立って京都に行ってきました
『玖伊屋』と『イロ会』
わたしにとって大切な人たちの活動を、
応援したいと思ったからです

 


京都はわたしにとって、
今の自分でいいんだって思える、
そんなきっかけをくれた場所です

もう普通には生きられないかもしれない
誰も好きになっちゃいけないのかもしれない
これから幸せなんてないかもしれない

トランスに踏み出したとき、
わたし勝手にそう思い込んでました
怖かったです
自分がそう意識してしまっていたせいで、
幸せに生きるモデルは見つからず、
社会的に排除される情報ばかり拾っていた

それでもこころのどこかでは、
救いを求めてもいたのでしょう
京都の土肥いつき先生の『玖伊屋』を知り、
実際に行ってみることにして

そこでかけてもらった言葉は忘れません
「大丈夫、居場所はあるから。
心配要らんから。」
これでわたしがどんなに救われたことか

 


土肥いつき先生は、
京都で高校の先生をしてらっしゃいます
性別違和のある子供とその親御さん
韓国人の生徒さん
トランスジェンダー
そんな誤解や差別を受けやすい、
社会的に立場の弱い人を力づける活動を、
ずっと続けているお方です

『玖伊屋』は土肥先生の活動の場の1つ
http://kweeya.jp
およそ2ヶ月に1度、
オールナイトの会として開催されています
数年前のこの時も今も、
変わらず開催されています

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まあ何というか
何かに縛られることがない、
そのままの自分でいられる場所
大丈夫って受け入れてくれる場所
その言葉を体感できるところです
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『イロ会』は、
真鼻弘美さんの『きょうとイロ』のイベント
http://kyoucolor.racms.jp

弘美さんとはGID学会で知り合って、
そこからお手伝いするようになりました
京都を中心に活動する社会福祉士さんで、
セクシュアリティに悩む人を支援しています

立ち上げをお手伝いした『イロ会』も、
この日曜日で10回目
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2ヶ月に1度くらいの開催だから、
2年近く経っていることになります

ここはふわっとした、
柔らかく包み込むような雰囲気
玖伊屋とはまた違った感じで、
いろんな人の受け皿になってる場所です

 


ここしばらく顔を出してなかったのに、
みんなとっても優しくて
『玖伊屋』も『イロ会』も、
わたしがいていい場所
家に帰ってきたみたいで、
ほっと息をつける場所だなって思います

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わたしの目標は、
自分もこんな場所をつくること
セクシャルマイノリティに限らず、
居場所に悩む人、
息を止めてしまっている人、
いっぱいいると思うから

言っているだけでは始まりません
動いて悩んで進めばいいのよね
来年早いうちに動こう

いつきさんや弘美さんの笑顔を見て、
そんなこと思うのです

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