操縦されず生きるために

去年の春の映画『マジンガーZ / INFINITY
冒頭のグレートマジンガーの活躍シーン、
見る機会がありました

『METAL BUILD
 グレートマジンガー特別映像』
 バンダイ公式チャンネル
 https://youtu.be/ixhXRrij8xk

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『METAL BUILD グレートマジンガー特別映像』より

 

わたしはグレートよりZが好きだけど、
やっぱりグレート強い強い
サンダーブレーク!
ブレストバーン!
グレートタイフーン!
今の技術で見せられる大技は圧巻です

ロボットと国の関わりも描かれていて、
グレートマジンガーは軍所属
承認が下りないと武器の使用が出来ません
(グレートブースター見たかった. . . )
光子力プラントを守る必要があるから、
ということみたいだけど

承認とか許可とか
お話でも現実でもめんどくさいな
数分間の動画だったけど、
そんなこと考えたのでした

 


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『METAL BUILD グレートマジンガー特別映像』より

 

承認と許可
支配と被支配
こういう関係は思いのほか多いです

他人を思い通りにしたい人
考えを放棄して支配されることに慣れた人
支配されていると見せかけて相手を操る人
支配しているようで実は相手に依存する人

軍隊みたいな組織では、
混乱は全体を危険にさらします
こういう場所では指揮系統も大切
グレートの例はここに当てはまるでしょう

学校や会社もそんなところがありますね
学校の訳の分からない校則は、
理不尽な管理社会に出る訓練
そんな側面が少なからずあります

こういう特殊な例を除けば、
判断は自分が下すものです
誰かの許可を得なきゃいけないとか、
顔色をうかがわないといけないとか、
そんなことはありません

 


これがおかしくなるのって、
長く支配されることに慣れた時でしょう
支配されるのは楽なのです
自分の価値を落としてガマンすれば、
考えることを放棄できるから

人に上下はありません
みなが並び立つもので、
それぞれの意思に価値がある
だから自分の行動決定は、
自分の意思に基づいたものになるのです

例えば誰かとの関係を大切にしたくて、
自分の行動と向き合う時
基本的に人はどんな行動もとることができる
ただある種の行動は、
大切な人のこころを傷付けるでしょう
ここでその行動を止めるのは自分であって、
他の誰かではありません

誰かが言ったからやる
誰かが言ったから止める
それじゃまるで『涙を流さないマシン』
操縦されているのと変わりませんよね

 


支配の構図はいろんな顔しています
こちらの言うことを聞いているようで、
巧みにこちらを支配するものもある
そういう状態に陥らないためには、

「行動は全て自分の決定による」
「行動の結果は全て自分に返る」

これを意識するといいでしょう

自分の選択でとった行動の結果は、
誰かのせいにはできません
本来行動と結果はこういうものだと思うけど
何かのせいにして生きる人は驚くほど多い

アイヒマンの例を見るまでもなく、
命令や指示だからといって、
結果が自分に返らないことはありません
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アドルフ・アイヒマン

 


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『METAL BUILD グレートマジンガー特別映像』より

 

マジンガーZグレートマジンガーは、
操縦者という頭脳を得たことで、
神の如き力を発揮できるようになりました
人の頭脳は自分の頭の中
誰かの中に有るものではありません

誰かに操縦されるロボットではない、
自分の人生を生きるために
行動は全て自分で決めること
そうしているのは自分なんだと知ること

大切なんだって思うのです