誰のせいでもない人生を生きること

人の存在は世界への贈り物です
ただその存在だけで最上だけど
自分の意思でメッセージを加えられるなら

何を届けますか?
苦しみか
喜びか

それは自分が選ぶもの
そう思います

 


帰りの電車の中
みんな疲れていて

穏やかな顔
つらそうな顔
眉間のシワ
笑いジワ

どんなことをして過ごしても、
時間は等しく過ぎ去っていきます
人はどこかからやってきて、
いつかまた去ってゆく
その旅の中で、
自分はどんなことを残してゆくのか

電車で息をつくたび考えます

 


人はその存在だけで、
最上の価値があります
赤ちゃんがそこにいるだけで喜ばれるように
何も出来なくても、
迷惑をかけるようなことがあっても、
人には価値があります

それ以外に、
人はこの世に残すもの、
自分からのメッセージを選ぶことができます
誰かを喜ばせることも出来るし、
傷付けることも出来る
人の中には両方の可能性が眠っています

 


「~のせい」って人、
会うことがあるけど
自分以外の何かが、
喜びや悲しみを決めてるんでしょうか
誰かに決められたら、
その通りに生きる?

どこかにいること
何かをすること
何を感じて、
何をあげるか
それは全て自分の決めること
誰のせいでもありません

主体的に生きる、
自分の人生を生きるって、
こんなことです
人生を選んでいるのは自分で、
選択の責任は自分にあると知ることです

 


自分の人生を生きる人は一瞬一瞬、
この世に残すものを選んで生きています
自分の行動は自分で選んだもので、
その結果も自分の与えたもの
それを知っているから、
意識しなくてもそうなります

周りに振り回されていたら、
こころはその時々の反応で決まるでしょう
感情も、
この世に残すものも

せっかくこの世にやってきて
存在としてのメッセージの文面は、
自分で決められるのに
それじゃもったいないと思うのです

 


人はその存在だけで最上の価値があります
その人が自分で選んだ人生を生きていれば、
自分という存在は、
自然とメッセージを発し始めます

そこで自分の存在価値に何を加えるか?
何をメッセージとして、
この世に残してゆくのか?

決められるのは自分だから
誰のせいでもない人生を生きよう
そう思うのです

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