お人好しのバカがいいかもしれない

お人好しのバカ
今はおっかなびっくりだけど
もっと先はどうなるんだろ?

もしかしたらすごく面白いかもしれない
そう思っています

 


『お人好しのバカがいちばん』
Twitterのお友達に教わったことです

頭のいい人はいっぱいいるし、
賢く上手く立ち回る人もいる
嘘をついて、
騙し騙されを繰り返す人もいる

その中にあってお人好しのバカ. . 
ダメージ大き過ぎないか?と思ったりもして
なかなか踏み切れずにいますが

少しでもやってみると、
かなり違う
わたしの性格には合ってるみたいで、
1つ踏み出すたびに、
ああこれで良かったんだって思うこと、
続いています

 


タケモトは人を信じ過ぎる
だからすぐ騙されるんだ
そう言われることがよくありました
自分自身では人を信じられなくて、
苦しむ部分もあって
何なんだろって思ってましたが

今思うと自他の境界線が曖昧で、
いろいろ極端だったのだと思います
この人は信じる(ほとんどこっち)
この人は信じない
直感じゃなくて、
すごく判断が早い人

自分勝手な思い込みで相手を見て、
都合のいい姿を押し付けてただけでした
信じてるのは自分に都合のいい想像
だからすぐ信じられたんですね

 


人と自分は違うもの
簡単に信じることは出来ない
今は分かります

他人との境界線が曖昧な状態では、
人は勝手に信じて、
勝手に騙され、
勝手に裏切られます

自分と同一視して期待する
相手を全く見ず、
都合のいい姿を『正しい』と思い込む
相手に違う意思があると想像できず、
騙されたと思う
裏切られたと思い込み、
また相手に新しいイメージを付与する
こんな悪循環

ここに相手は必要なくて、
その人の中だけで車輪は回転しています
人の解釈はその人だけのもの
相手の行動から何を思うか決めるのは、
その人だから
こんなことも成り立つんですね

人と自分は違うものです
同じことなんて滅多にないから、
相手をよく知ることが大切になる
何の期待もないのは寂しいけど、
期待するならほどほどに
違ったってそれは自分の思い込み
相手はぜんぜん悪くない

これなら騙されることも、
裏切られることもなくなります
ここには相手がいて、
自分がいます

 


さてここでお人好しのバカです
たぶんこの道は、
ちゃんと人を人として見られるようになった
その先にあるのかなって思います

上で挙げたように、
人との違いを知って、
その上で期待もして、
そこで違いがあっても「ああ違ったね」って
そんな風に笑える
そこから始まるのかなって

相手がそのままの相手でいてくれて、
自分も肩の力が要らない
そんな関係は心地いいです
どんどんバカでお人好しになれる
それがいいんだって信じられます

 


本当にお人好しのバカを極めたら、
もっと気持ちを開けるのかな?
ちょっと気になる部分です

今はここまで出来るようになったから
もっと先があるな
もっとお人好しのバカ
楽しいかもしれない

そう思うのです

f:id:ichapy:20181225073130j:image