趣味の話:浅草演芸ホールの寄席で笑ってきた!

お友達と落語を観に、
浅草演芸ホールの寄席に行ってきました
イベント立てて行くようなことも、
前はあったんだけど
このところお休みしてたから、
久しぶりの寄席でした

 


浅草演芸ホールは、
座席での飲酒や食事が許可されてます
再入場は出来ないからまずはお買い物

10:00開場、
10:30には前座さんの噺が始まります
間に合うように、
木戸で入場券(大人¥3000)を買って座席取り
2階席まであるうち、
わたしのお気に入りは2階最前列です

太鼓とお囃子で始まる演目
落語だけじゃなくて、
紙切りに手品にジャグリング、
漫才も講談もある
落語も古典新作入り混じり、
話がかぶることはありません

昼の部だけでも11:00~16:30、
5時間半とけっこうな長丁場です
仲入りで休憩時間がある他は、
次から次へと演目も続きます

 


見ていておーwと思ったくだりがありました
初天神』という演目の一場面
トランスジェンダーを指すと思しき話が、
ネタとして出てきて
ここで客席しっかり笑いに包まれてて

落語はこうだよねぇって笑っちゃいました
古くからの町人文化と結び付いてる落語は、
やっぱりジェンダーの強い芸能です
差別的なこととか不謹慎な内容もいっぱい
そこで笑える人限定の大人の楽しみです

何かあったって、
笑われてるのは自分じゃありませんからね

差別がどうとか言うなら、
与太郎なんてそりゃヒドいもんですし
そもそも落語の内容に意味はありません
あれこれ言うのはヤボってもんでしょう

 


ちょいと本筋とは脱線しますが
諧謔心って大切だよなって思います
『笑いを誘うようなユーモアのある気持ちや心情などを意味する語。』です

関西のトランスさんと話してると、
思うことが多いけど
自分を笑い飛ばせる人は、
自分のあり方を自分に許してる感じがします

好き嫌いはともかく、
この手の話題はいくらでも出てきます
あははと笑い飛ばせるスルー力は、
社会の理不尽さへの耐性にもなります

結局のところ、
言われたことをどう受け取り、
どう解釈するかの問題でしかありません
痛みに敏感な人は少し鈍感になって、
自分を笑い飛ばせばいいんだって

10年前のわたしに言いたいですねぇ

 


お寿司に焼き鳥にお酒もなくなって
あっという間の昼席5時間

今回印象に残ったのは
ナオユキさん
春風亭昇也さん
そしてなんと言っても、
笑点の司会で有名な春風亭昇太さん
勢いとか語り口とか、
やっぱり文句なしに面白いのです

お酒回って途中で船こいだりしたけど
やっぱり楽しい寄席の空気
思いっきり笑って、
いい気持ちでホールを後にしたのでした

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