沖縄の旅その4:縁はやっぱり面白いな

沖縄3日目
自由時間が出来たけど、
人だらけの観光地に行くのもなぁ
そう思っていたら、
興味深い場所のことを耳にしました

久高島
琉球を作り出した女神アマミキヨの降りた地
ここから琉球全土が発したということから、
石ひとつ持ち帰るのも禁じられるほど、
重要な聖地とされているそうです

AD&Dをやってた関係もあって、
神話の類には興味があります
久高島は沖縄本島の聖地とも関わりが深く、
いろいろと知る助けにもなりそう
島全体が守られていて静かでもあります
早くに起きて行ってきました

 


旭橋から久高島へのルートは以下の通り
    7:21 那覇バスターミナル7番乗り場発
      38番 志喜屋行き下りバス ¥780
→8:17 安座真サンサンビーチバス停着
→徒歩5分で安座真港へ
→9:00 安座真港発高速船¥760 往復¥1460
→9:15 久高島徳仁港着

旭橋駅の隣の建物カフーナアサヒバシ1Fに、
那覇バスターミナルはあります
ここ始発なんですけどね
なぜか時間通りに来ないバス
のっけからうちなータイムの洗礼です

結局出発は4分遅れの7:25
安座真サンサンビーチ着は12分遅れで8:29
交通事情もありますし、
沖縄では多少余裕を見て正確なのかも

安座真港からはフェリーか高速船
9:00の便は高速船なので15分で到着しました

 


旅は道連れと言いますが
ここで知り合った人が、
地元の人にガイドをお願いしてるってことで
便乗することにしました

島にはいくつも、
信仰の対象となる場所が点在しています
周囲8kmの小さな島とは言え、
探すとなると一苦労
ガイドさん一緒は大正解で、
車に乗って効率よく回る事ができました

古くからの信仰なので、
自然崇拝の側面が大きいみたい
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海や植物の生命力が印象的ですね
必要以上に人の手も入っておらず、
自然の力の強さを感じます

祭祀は主に女性の司るもの
男子禁制は多いんだけど、
場所によっては女子禁制もあったり
古くから社会が男女で役割を分けている
そんなことも感じます

ガイドさんは久高島振興会の理事長さんで、
沖縄言葉混じりでお話してくれます
予習してなかったから、
着いてくので精一杯だったけど
勉強していたら、
ものすごく面白かったと思います

 


お昼には案内も終わり
ご飯を食べて次なる目的地へ向かいます
ご飯は『とくじん』のイラブー汁御前
https://www.google.com/amp/s/s.tabelog.com/okinawa/A4704/A470403/47004425/top_amp/
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ウミヘビの燻製なんですが臭みとかなし
カツオ出汁で美味しくいただきました

 


午後は徳仁港からスタートです
    13:00 徳仁港発フェリー
→13:25 安座真港着

次の目的地は本島最高の聖地、
斎場御嶽(せーふぁーうたき)です
安座真港から1kmくらい歩いて、
チケット販売してる南城市地域物産館に到着
ここで入場券(¥300)を買って、
斎場御嶽に向かいます

世界遺産になってるんですね
ぜんぜん知りませんでしたが

アマミキヨが作り出した聖地の中でも、
斎場御嶽は最高の聖地として知られています
琉球の王様の巡拝があったり
最高位の神女である聞得大君が、
神霊を授かる儀式を行ったり
琉球の歴史を語る上でも欠かせない場所

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ここもやっぱり圧倒的な巨岩と、
植物たちの生命力を強く感じます
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遥か海の方を見通すと、
さっきまでいた久高島が見えて
気が通っていることも分かりました

ここで時間を考えて那覇へ戻ることに
    15:47 斎場御嶽入口発
→16:46 那覇バスターミナル着¥830

 


縁って面白いな
この日を考えると思います
たまたま目に入った情報から久高島へ行き、
バス停でたまたま話した人と仲良くなって
その人の導きでもう一つの聖地にまで行けて

こういう場所に行こうとか、
特に考えていたわけじゃありません
それでも縁のあることは、
こんな風に進むものなのでしょう

神様が絡むことって、
縁がない時は妙に行けなかったりします
まあ偶然と言えばそれまでですけどね

今回の旅では、
いろんな人に縁をもらって、
いろいろと神聖な場所へ行けました

出来事の意味って後から分かるもの
この旅の意味は何だろう?
まだ旅は終わってないから
目を開いてよく見ていこう
そう思うのです

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