世間知らずでいいのかなと思ったこと

この世に本当に同じものはありません
同じだと思うのは、
そこにある違いに気付いていないだけだから

知ってると思わず、
決めつけてしまわないで
初めての気持ちで見ていこう
そう思います

 


お仕事してた時に動きにくかったこと
たくさんありました
平日のランチに行くとか
忙しい友達にお昼会うとか

先月の中頃からなるべく積極的に動いて、
人と会う時間を作ってみて
みんないろんな時間を生きてるってこと、
実感として分かりました

今までだって知らなかったわけじゃないけど
視野が狭められた競走馬みたい
レーンの外のことは見えにくくなってました

 


お仕事してた時
たまに遅く出歩くと不思議な感じがしました
私服の女性が多くて赤ちゃんもいて
お年寄りが歩いてて
電車もどことなくのんびりしている

わたしが歩いてた平日の時間は、
サラリーマンの通勤時間帯です
スーツや作業服の男性がほとんどで、
子供はほとんどいません
何でかみんな朝でも怒りっぽかった

世の中には女性も男性も、
わたしみたいなどっちでもない人も
子供もお年寄りもいて
病気だったり健康だったりして生きてるのに
ずいぶん偏った世界を見てたんだなって、
今は思います

 


自分は世間知らずだな
何かを知れば知るほど思います

あんまり聞いたことないお仕事
美味しい食べ物にお酒
息を飲むくらい美しい場所
異国の違う感性の人
驚くようなことはいっぱいある

前のわたしなら常識に囚われて、
受け入れることを拒否したかもしれないけど
今はいろんな違いがあっていいと思います
知ることや驚くことが楽しいし、
知らないことがいっぱいあるのが嬉しい

 


考えてみれば、
世の中本当に同じことなんてないのでしょう
きっとこれから進む先にも、
『知ってること』は一つもない

それならば世間知らずは当たり前
むしろ世間知らずでいいのかな

知ってるつもりになんてならないで、
決めつけたりしないで
初めての気持ちで目を開いて、
広がる世界を見ていこう

そう思うのです

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