分からないことが分からなくていい理由

分からないことは悪いことじゃなくて、
立派な答えのひとつ
分からないことを許すと、
自分も周りも楽になるから

分からないことは分からなくていい
ムリに答えを出さなくていい
そう思います

 


いくら考えても分からない
そんなことがあります
いちばん思い当たるのは、
未来のことでしょうか
他人のことも、
別の宇宙みたいで分かりませんね

分からないままでいることは、
時に不安を呼びます
そんな不安から何かしようとしても、
たいがい上手くいきません

答えのないものを追いかけると、
焦ったりイライラしたり
人は余裕をなくしていきます

未来にはどんな可能性もありますが
余裕のない視野に入るのは、
起きてほしくない可能性ばかりです

他人の答えは自分の中にありません
他人のとりうる行動は自分と違う
それが分からなくなって、
自分が嫌な相手にとる行動を想像して、
ますます余裕をなくしてゆきます

分からない不安にこだわっていると、
自分自身が傷付いていきます

 


分からないことは、
分からなくていいんじゃないかな
わたしはそう思います

未来は分かるはずがありません
他人のことも聞かなきゃ分からないし、
それも本当である保証はない
他人もやっぱり分からないのです

知ろうとするのは、
別に悪いことでもありません
相手を知ろうとすること
未来を見たいと思う好奇心
どれも大切なことですが

分からないことを、
分からないままにしておけない
そんな余裕のなさは、
違いの受容を難しくさせます

未来は思い描く通りじゃないかもしれない
他人も思う通りじゃないかもしれない

分からないことに答えを与えようとしても、
自分という限界に苦しめられるだけ
分からないことは、
無理に意味付けしない方がいいのです

 


分からないというのも立派な答えです
分からなくたって、
人の価値が変わることはありません

分からないことを許せると、
分からない人も自分も許せるようになって
こんなはずじゃないとか、
こうでなきゃいけないとか、
そんなことが減って行きます

未来も他人も分からない
だから縛ろうとするんじゃなくて
可能性を許して、
楽しんでいけばいい

分からないことは分からなくていい
ムリに答えを出さなくていい
そう思うのです

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