誰かとの関係は相対的に決まるものじゃない

自分と誰かとの関係を別の人と比べて
「自分は大事に思われてない」って言う人
たまにいるんだけど

人との関係は1対1で決まるもの
相対的なものじゃないから
比べる場所には行かない方がいいよ?
そう思います

 


人の関係は1対1で決まります
その人が好きか嫌いか、
関心が有るかないか
答えはいつもシンプルです
そこに他人は関係ありません

自分で誰かとの関係を考える時、
「この人はこの人より好き」
「この人はこの人より関心がない」とか
いちいち考えて付き合っているでしょうか?

もちろん人は違うもの
そんな風に考える人も、
中にはいるのかもしれませんが
わたしの周りの一握りの人たちの例ですが
そういう人に会ったことはありません

 


誰かが誰かを大事に思っているか?
これを知るのは難しいことです
思いをどう表現するかは、
人によって違うからです

全く表現されなくても、
大切に思っている人はいます
表現されていることが、
虚ろな言葉だけのこともある

思いと表現が一致してればいいんですけどね
中には天の邪鬼で、
思いを表現するのが苦手な人もいます
面従腹背で、
後ろを向いて舌を出す人もいる
人のこころは分からないものです

 


人は分からないことに不安を覚えて、
分かることから答えを探そうとします
今までの経験
目に見える他人との関係

相対的に自分と誰かを比べる状況は、
たいがいこんな風にして起こりますが
ここから安心が得られることはありません

誰かが自分より仲がいいと思えば、
確実に落ち込むでしょう?

ここで自分が仲がいいと思ったとしても
一度比べ始めると抜け出せなくなる
人と自分を比べ続けて、
大切だったはずの相手を信じられなくなる
そこに安心はありません

 


誰かと相手との関係を自分と比べることと、
自分と相手がよりよい関係を築くこと
どちらが大切なのかは、
考えるまでもないでしょう

相手のこころは分かりません
これはきっとどこまで行っても変わらない
たとえ相思相愛に思えたとしても、
こころの中は覗けないのですから

自分に出来ることは、
相手を信じるか信じないか
どちらかを選ぶことだけです

 


人との関係は相対的にではなく、
1対1で決まるものです

相手を大切にしたいのなら、
自分に出来るのは信じるか否か決めるだけ
そこに他人は関係ないから

そう思うのです

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