コイツは何を思ってるんだ?

こう思っているに違いない?
それは誰が「こう思ってる」の?

自分の思いは自分のこころから出たこと
他人のこころは分からないのだから
決め付けないで、
「そんなこともある」って受け止めること
大切だと思います

 


コイツは自分をどう見てるんだ?

「コイツこう思ってるに違いない」
不都合な感情が自分に向けられた時、
考えることがあるけど
ここには人への見方が表れます

「コイツは自分をバカにしている」
「コイツは自分を嫌いに違いない」

こういう思いは、
全てその人自身から発しています
「こういう態度を自分がとる時、
自分はこう思っている」
前提にあるのはこんな決め付けでしょう?
その人の中にないものは出てきません

自分の視線のブーメラン
自分がそういう態度の時は、
相手をバカにしていたり、
嫌いだったり、
そう思うから人もそうだと思うのです

 


的外れな言動は不安が原因

なぜそんな見方をするのかと言えば、
不安だからでしょう

不安は居心地悪いものですが、
あいにく正体がありません
正体のないものには対処できない
自分のこころを強くする他に、
不安をなくす方法はありません

他人の言葉や態度の意味なんて、
当の人にしか分かりません
これを他人が料理するから的外れになる

相手の言葉や態度に不安を感じても、
その理由は「分からない」んですよね
たまたま虫の居所がよくないのかもしれない
体調がよくないこともあるでしょう

不安にかられた決め付け
「こうに違いない」が本当に当たることは、
少ないはずだと思います

 


自分の変化を感じることもできる

最近人に感じることが変わってきました
「コイツはこう思ってるに違いない」
この内容が変わったのです

前の自分は猜疑心が強くて、
心の底からは何かを信じていませんでした
ここには自分も含まれます
自分を信じられなければ、
他人も信じることはできません

嫌ってるに違いないとか、
バカにしてるとか
そんなこともよく感じましたが

これが自分を傷付けなくなって
少しくらい自分に不都合な感情が向いても、
「そんなこともあるよなぁ」
と思えるようになりました

前のわたしはそれを許せませんでした
自分の変調は当たり前で他人はダメ?
ずいぶんなお話です
周りの人も楽じゃなかったろうなと思います

 


まとめ:決め付けないで見てあげよう

「こう思っているに違いない」は、
自分が他人に向ける思いです

他人に決め付けられたら?
つらいですよね
たぶん他の人もそうは変わらない
「こうに違いない」って、
かなり勝手な決め付けです

答えはその人にしか分からないのだから
分からないことは「分からない」でいい
「そんなこともある」って受け止める

そんなことが大切よね
そう思うのです

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