ちょっと一息つかない?

あの人と比べて

あの人に比べて
よくそんな話を聞きます

あの人にはよくするのに、
わたしには見向きもしないとか
あの人にはこう言ったのに、
わたしにはそんなこと言わないとか

何を見てるの?って思います
すごくいいものいっぱい持ってて、
他人から羨ましがられることもあるのに

人は見たいものを見る生き物だから、
その人は見たいものを見てるってこと
そんな時見ているのは、
穴だらけの自分
持たざる者としての自分です

 


評価の軸はどこに?

誰かにあって自分にない
そんなものを評価の軸にしたら、
浮かぶ瀬はありません

足りないものを数えるから、
減点していくことになって
行き着くのは落第点
自分の価値が下がったような気持ちになる

もったいないなって思います
他人なんてどうでもいいのです
誰かと比べるために、
自分はここにいる訳じゃない

評価の軸が自分の外にある限り、
減点も加点も他人の思うまま
それで自分の価値が決まると思えば、
不安にもなるでしょう
そんなの幸せじゃありません

 


ちょっと一息つこうよ

頭を冷やすために一息つくと、
なんでそんなに気になってたのか
バカらしくなることないですか?
わたしはこれでかなり助かってます

誰かと自分を比べてしまって、
つらい気持ちになる
わたしにもありますよ

そんな時は、
「そんなこともあるよな」って棚に上げます
足りないものを数えてる時って、
ものすごく近視眼的になってるものです
だから自分の手の中にあるものが見えない

そんなこともあるよな~で一息入れると、
憑き物が落ちたみたいになる
魔物はこころの隙間に入り込む
そういうことですね

 


評価は自分の手で

人生は誰かが評価するものじゃありません
最後に自分が満足できるか?
結局それだけだとわたしは思います

誰かとの関係なら、
大切なのはその人と自分の間がどうか
何かとの関係なら、
他人がどうかは自分の姿勢とは無関係です

キリキリした気持ちの時、
持ってるものに気付けない自分
もったいないですよね

だから同じところをにらんで、
他の全てに耳をふさぐんじゃなくて
一息ついてお茶でも飲むこと
大切だと思うのです

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