子どもたちの受験のお話から感じたこと

金曜日の朝、
山田トモミさんとかわべゆういちさん開催、
大崎二人会に参加してきました

テーマは
『学習塾の先生から見た今どきの子どもたち』
学習塾のマリコ先生が特別講師で、
受験に携わって見えてくる親子関係について
話してくれました

 


高校受験の頃の思い出

高校受験の頃って、
小学校から大学まである中で、
いちばん大変なんだそうです
確かにこころも身体も、
大人と子どもの間で不安定な時期

わたしはこの頃いじめられていて、
細かいことはほとんど覚えてません
いじめていた側も不安定だったのでしょう
それでいじめていいことにゃなりませんが

この頃の子どもの言動には、
家族のあり方、
両親の向き合い方が大きく影響するそうです

言葉と本音が一致しているか?
大人の建て前を子どもは感じ取ります
「大切なはずの人に建て前で接していい」
本音を語らないことは、
そんなことを教えることになってしまう

自分はどうだったのか
両親の思いは分かりませんが
この頃のわたしは誰も信じてませんでした
たぶん自分の可能性も信じていなかった
だからいじめられても、
抵抗らしい抵抗もしませんでした

 


ありがとうは自分を助けてくれる

感謝する母親の周りは、
たいがいうまく回っていくそうです
ありがとうの笑顔は誰だって嬉しいでしょう
小さな積み重ねが、
子どもにも家族にも伝わっていく

これは受験に限った話じゃありませんよね
「ありがとう」は人生の難易度を下げます
言えば言うほどランクが下がる
笑顔もそうです

当たり前みたいだけど
その当たり前が意外と難しい
余裕がなくて笑えないとか、
ありがとうと言えないとか
そんな時は必ずありますから

でも心がけるだけで人生は変わります
今わたしの周りには素敵な人がいっぱい
可愛がってもらえてるなって感じます

これはある時を境にはっきりしてきたこと
意識して笑うようにして、
ありがとうを言うようになって
わたしの周りは確かに変わりました

 


ちゃんといるよ子どもたち

変なこと言うようですが、
子どもたちちゃんといるんですよね
マリコ先生のお話からも、
今どきの親と子どもの姿をしっかり感じます

働いてた時はお休みの日に見かけるくらい
お仕事辞めて、
いくらか姿を見るようになりましたが
中学生や高校生は、
それでもあんまり目に入りません

時間と場所が合わないのはもちろんですが
縁のない存在だから、
目に入らないというのもあるでしょう

人は見たいものを見ます
社会の問題みたいに、
見えないものはないのと同じ
わたしは子どもに、
感心がなかったのだと思いました

 


まとめ:子どもたちの話から学んだこと

学ぶ気になれば、
人は幅広く学ぶことが出来ます
わたしには子どもはいません
塾に行く用事も今のところありません
関係ない話題と言えばそうでしょう

でもマリコ先生のお話から、
考えたことはたくさんありました
人に建て前で接していないか?
ちゃんとありがとうを伝えているか?
見たいものばかり見て、
そこにあるものを忘れていないか?

大崎二人会のお話って、
知恵が深まる感じがします
短い時間だから「役立つ」お話が多いけど
その向こうに必ずもっと深い部分があって
それがこの会の面白さだと感じます

主催の2人が見るものや感じるもの
そこに加わる他の人の話
これからもこんな風に聴いていきたい

そう考えた朝の時間でした。

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