趣味の話:Grubエントリーがすっとんで直したお話

Grubエントリーがすっとんだ!

Linuxのデスクトップ環境、
趣味でいろいろ触っています

WindowsMacOS含め、
どんなOSもそうですが
この手のOSはパソコンのスイッチを入れて、
突然立ち上がる訳じゃありません
最初に基礎部分が立ち上がり、
次に起動用のプログラムが続き、
そこからOSが起動します

パソコンを起動して出てくるメーカーロゴ
あの時に基礎部分BIOSが起動中です
次に出てくるOSマークの時は、
起動プログラムが裏で動いている
WindowsならWindows Boot Manager
LinuxならGrubが一般的でしょうか

複数のOSがインストールされてる時は、
ここはOSの選択画面になります
ここで選択肢が出てこないと、
OSはあるのに使えないことになる
そんなんなったら困ったこと. . . なんですが

手違いから消しちゃいました
Arch Linuxのインストールで、
Grubのidを『boot』にして
起動プログラムのOS選択肢が、
『Boot』だけになっちゃいました

 


頭の中真っ白

もう頭の中真っ白です
OSのバックアップはとってましたが
エントリーが飛ぶなんて考えてもいなかった
選択肢が出てこなきゃOSは使えないから、
バックアップも意味がありません

起動させようにも選択肢は『Boot』だけ
しかもそのOSも未完の状態です
どこまでの事態か分からないけど、
とりあえず復旧につとめました

まずBIOSの初期メニュー読み込み
これで『Boot』しかなかったメニューに、
いろんなデバイスが表示されました
OSのエントリーはやっぱりありませんが、
USBメモリは使えるように
これで手が打てるようになりました

 


まずはWindows

手持ちのUSBを引っ掻き回して、
まずはWindows10のインストールUSBを選択
起動したら「Windows10 setup」へ
→言語その他はそのままで『次へ』
→『コンピューターを修復する』
→『トラブルシューティング
→『スタートアップ修復』

スタートアップ修復完了後の画面では、
直せなかったとか言われますが
たいがいこれでWindows10は直ります
今回もこれで、
Window Boot Managerが復旧
Windowsが立ち上がるようになりました

 


お次はVoyager (Ubuntu)

次はLinuxのVoyager
Xubuntuの派生OSです
これはバックアップから完全復旧できるので
小細工しないでそれを使いました
バックアップソフトは『Bodhibuilder』です

Bodhibuilderはバックアップ時点の環境を、
iso形式のイメージファイルにできる優れもの
WindowsからUSBメモリにisoを焼いて、
サクッと復旧です
Bodhibuilderの便利さがあるから、
Ubuntu系使い続けますねぇ

 


お次はArch

復旧方法を思いついた順番で、
お次はArch Linux

Arch Linuxはインストールが煩雑ですが、
組んでいく過程でGrubインストールがある
それをやったら?
インストールUSBからマウントしてchroot
ここからgrub-installで解決~

Archはめんどくさいですが、
慣れたことでLinuxが少しだけ分かりました
ここでそんなことも実感します

 


残るはopenSUSEFedora

残るはopenSUSEFedora
どちらも解決策は浮かばなかったので、
インストールUSBを見てみることにしました

まずopenSUSE
起動画面に『More. . . 』とあるので選択
『Boot from Hard Disk』
を選択したら無事起動

最後がFedora
これが未だに分かりません
インストールUSBにも手がかりなし

消えたエントリー、
インストールしたEFIから復帰するのか
挿しといたら勝手に復旧
使えるようになったのはいいけど、
これは今後の課題です

 


まとめ:こんな積み重ねも嘘をつかない

ずーっと飽きずにやってることは、
いつの間にか力が付いてるものです
今回のことでそれを実感しました

Archみたいに、
文字だけでなんとか出来るようになればなぁ
そんなことも思いますが
それはここから先のお話
今回はこれで良しかなー

そう思っていたら、
家のWi-Fiがまた故障です
いろんなこと続くなーと思う金曜日でした

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