トランスジェンダーにとって大切なこと
毎日を楽しんで
自分を苦しめずに生きること
トランスジェンダーだって変わらず、
幸せに向かうのが大切
そう思います
トランスジェンダーって?
性別の越境者
最近は性的少数者もLGBTなんて言われて、
いくらか知られるようになりましたが
やっぱり分かりにくいこの世界
LGBはどんな相手を好きになるかで、
Tは自分をどう捉える?ってお話だから
ちょっと視点が違います
よく誤解されますが、
身体の性別と好きになる相手は無関係です
生まれた身体の軸
自己認識の軸
恋愛対象の軸
それぞれ「男性~真ん中~女性」とあって、
みんなバラバラに居場所を置いている
「男性~真ん中~女性」というのも、
くっきり分かれるんじゃなくて
グラデーションで変化していくものです
同じ人は実質いないわけで、
分かりにくさに拍車をかけてますかね
真ん中で生き始めた頃のこと
わたしは男性で生まれて今は真ん中
男女どちらと言われるのも違和感がある人
トランスした頃は、
それこそ自分の違和感にばかり目が向いて
必要以上に他人の目に怯えてました
問題は自分が作り出すものと言われますが
典型的な例ですね
他人の視線に見咎める色合いを探して、
相手や社会を責めて
うまくやれない自分を嫌っていました
自分を嫌って幸せになれる人はいません
わたしも例外ではありませんでした
今トランスの生き方について思うこと
いつの頃かは分かりませんが
男女がどうとか気にするのを止めました
普段から「それは男だ」「あれは女だ」とか
気にして生きている人なんていやしません
自分で自分を苦しめているだけ
そのことに気付いたのです
今困ることがあるとすれば. . .
銭湯に行こうと思って、
シンプルじゃない下着に気付いた時?
もちろん見られないようにはしますが、
これは見た人が困惑するでしょうねぇ
真ん中で生きて困ること
あんまりないというのが正直な感覚です
今は「わたしはわたし」でしかありません
まとめ:大切なのは長い長い先の道ゆき
トランスジェンダーにとって大切なこと
それは他の人たちと同じで、
幸せな人生を生きることです
人は自分の幸せを決めることができます
逆立ちしたって苦しいことも、
長い人生ないとは言えませんが
そこに対してだって態度は決められます
苦しみで自分を歪めてしまうか、
苦しみをくぐり抜けて花開くか
簡単に言える事じゃないとは思うけど
苦しみに耐えたことは、
その後の人生を楽にしてくれます
「アレに比べたらたいしたことないやね」
わたしよく思います
毎日の生活を楽しんで
自分で自分を苦しめずに生きること
みんな変わらないのかもしれないけど
トランスジェンダーだって変わらず、
幸せに向かうのは大切なこと
そう思うのです