勝ち負けにこだわらなくていい

勝ち負けにこだわる人

勝つとか負けるとか
そればっかり口にする人がいます
誰かは上手くやれて、
ほかの誰かはそうでもない
ある基準に照らして、
そこで優劣をつけたがる

なんでそう比べたがるのか
自分の価値を、
比べることでしか確認出来ない?
もしそうなら、
ちょっと寂しいなって思います

 


人の価値はどこにあるのか

人は生まれたままで、
いちばんの価値があります
赤ちゃんがそのままでいいように
大人もそのままでいい

優劣で比べるのは、
「人より何か出来ることに価値がある」
という考えによるものです
これは裏を返してみれば、
「役立たないと価値がない」ということ

役立たないと価値がないというのは、
その方が都合のいい人が決めているだけです
親も周りも、
同じ物差しで計られてきたから
子供にそんな物差しを当てることを、
疑問にも思わなかったりするけど

生きている間に、
人の価値が変わることはありません
何かが出来るかどうかは、
人の価値とは関わりのないことです

 


こだわるのは比べられ続けた人

比べるのは比べられ続けた人
そうすることで価値をはかられて、
他人の物差しで決めつけられてきた人です

勝手に価値を決められるとか、
悲しいですよね
その時たまたま価値があると言われても、
次また価値を認めてもらえるかも分からない

そうなると不安に捕らわれます
自分の中の価値じゃなくて、
他人に自分の価値判断を依存してるから
他人の言動に一喜一憂することになる

他人を巻き込んで比べるのは、
この不安を解消するためでしょう
そうしないと気持ちが休まらないから、
勝ち負けにこだわるのだと思います

 


まとめ:苦しみを受け渡したい?

人は自分の行動を決めることが出来ます
比べ続ければ、
自分が苦しみ続けるだけじゃなくて
周りも巻き込んでいくことになる
他の人に、
比べる苦しみを広げていってしまいます

世の中には、
役に立つか立たないかではない、
違った視点で見てくれる人が必ずいます
人生で出会うはずのそんな人たちも、
比べていたら遠ざけてしまうでしょう
そんなの面白くないから

比べなくても、
自分の価値を感じられるようにしていこう
自分も目の前の人も、
何かが出来るかどうかじゃない
勝ち負けにこだわらなくても、
そのままを大切にしてくれる人がいるから

そう思うのです

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