Ms.とかMr.とか

ひとつ試験に合格しました

目白の早水先生に、
身体を楽にする技術を習っています
足の反射区を刺激するリフレクソロジー
身体のこりや痛みを軽減するシンセティック

今週シンセティックの試験がありました
身体の不調を聴いて動作チェック
結果を元に施術方針を決めて、
実際に不調を解消できるか?
そんな内容です

実際に結果を出さなきゃいけないので、
やっぱり難しいなーと感じましたが
今まで習ったことを考えながらやったら、
なんとか突破できました

 


敬称どうする?

先生が合格証を出してくれるとのことで
ここで聞かれたのが英語表記での敬称
先生はわたしがトランスジェンダーなのは、
話しているのでご存知です

「イギリスだとMx.とかあるみたいだけど
なにがいいの?」
正直考えたこともありませんでしたが
確かに問題ですかねぇ
当事者に決めてもらうのがいちばん
先生はそう考えて下さったのでした

真ん中の生き方はカミングアウト前提なので
あんまり悩まないで済んでますが
真ん中ゆえの困り事もあるもんだなぁ
そう思いました

 


文書の性別の意味はいろいろ

性別欄で「男・女」なんてあると、
真ん中の「・」にマルしたくなりますが

今まで見てきた文書の中には、
単なる統計データのクレクレだけじゃない
性別欄が大切な場合もあるみたいでした

お医者さんなんかだと、
「薬の処方関係で知りたい」
と言われたことがあります
問診も無しに処方は有り得ない訳ですが
黙ってるトランスさんの可能性を考えると
的外れでもないんでしょう

公共交通機関の予約だと、
隣に異性が来ないように、
性別の情報が必要な場合もあります
夜通し隣り合う高速バスの場合、
見た目の性別が問われちゃうのかも

どちらもわたしは男性で申告しています
今まで隣の席の男性から、
文句言われたことはありません
お医者さんでは文書に加えて、
自分からトランスだと話します

この辺は「相手が何を求めているか?」です
なので投げられたボールを投げ返せば、
問題にはならないわけですが

敬称は自分がどうしたいか?です
わたしは自分がグレーであることを、
良しとしています
それが今回は問題なわけです

 


二元的な性別の見方は根強いけど

先進的な考え方の人たちは、
「性別の二元的な見方は時代錯誤」
と言うかもしれません

ただ良い悪いはべつとし、
人の考えは緩やかに変化して行くもの
そう簡単になくなるものじゃないと思います
文書で性別を聞かれることは、
これからだってあるでしょう

そこに自分はどう答えるか?
考えておくのも悪くないかなって思います

他人は自分の幸せを保証してくれません
自分の幸せは自分で決めることができます
自分がMs.なのかMr.なのか
はたまたMx.なのか
自分で決める必要があるということです

 


まとめ:さて敬称どうしよう?

Mr.は嫌かなー違和感ありまくりです
Ms.はMr.より許せるけど、
正直なとこ疑問も感じます

Mx.は初めて聞きました
イギリスでは比較的受け入れられていて、
アメリカではまだ一般的ではないようですが
今ひとつピンときません

Mxで呼ばれてる人っているのかしら
なんだかロボットの形式番号みたいです

もう少し考えてみよう
そう思うのです

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