自己肯定感を上げるには⑰~ありがとうの多い環境を作ろう

自己肯定感を高めるために、
どんなことをするのがいいか?

前回は
「人を足し算で見ると楽、
引き算で見るのはしんどい」
というお話をしました
http://xgender-isao.hatenablog.com/entry/2019/10/02/000055

人に対し引き算の評価をしていると、
100点は必ず0点になります
足し算の評価なら、
0点もいつか100点を超えてゆきます

これは言葉だけのことじゃなくて、
実際の人の力にも影響のかあることです
自分なら、
どんな風に見られたら嬉しいでしょう?
そんなお話しでした

さて今回は前回の補足、
ありがとうの多い環境の力についてです

 


類は友を呼び

足し算引き算のブログでも書きましたが
似た人は知らず集まるものです

あんまり違う考え方だと、
ぶつかることが絶えなくなりますから
自然と関係は離れていきます
近い考え方の人は、
離れずに残り続けた人ですね

身近な人が近いタイプの人ってことは、
身近に流れる言葉にも同じことが言える
そういうことです

さてここで考えてみると面白いことですが
自分の周りには、
どんな言葉が流れているでしょうか?

 


責める言葉があるのなら

他人を責めるときは、
たいがい自分が同じことをやってるときです
片方だけってことはほとんどない
であるなら、
周りで誰かを責める言葉を聞いたなら、
そこには同質の応酬があるってことです

周りの言葉に責め言葉が多いとすれば
自分のあり方を見直すチャンスです
自分に同質のものがあって、
それが返っている可能性が高いからです

そこに自分が感情的になる部分があるなら、
ほぼ間違いないと思っていいでしょう

 


ありがとうが増えました

知的障害のある人たちに関わるようになって
わたしは「ありがとう」の機会が増えました
何かやってもらえることが、
当たり前じゃない環境だから
何をしてもらってもありがたいのです

今までは、
周りができて当たり前だって思ってた
それでできないと周りを責めていたんだけど
ずいぶん傲慢なお話ですし、
結局それは自分に返るんですよね

今のありがとうも、
わたしに返ってきています
気難しいと言われる人も、
普通に接してお手伝いしてくれる
みんなも楽しげで嬉しいなと思います

他人に向かうものと自分に向かうものは、
やっぱり底でつながっているのだと思います

 


まとめ:発したものが返ってくるから

自己肯定感を上げるために
自分の発する言葉を選ぶことは、
非常に大きな意味を持ちます

責めるような言葉がいけないとは言いません
強い調子で自分を守る必要がある場合も、
ないとは言えませんから

ただその場合も、
言葉の捉え方と表現の仕方で、
ずいぶん結果も変わるものです

嫌な言動には嫌な結果が、
嬉しい言動には嬉しい結果が返るのだから
自分がされて嫌なことはしない方がいいし、
言われて嫌なことも言わない方がいい

そんなのを意識するだけでも、
いろいろ変わってくよなぁ
そう思うのです

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