趣味の話:みちのく潮風トレイル②~坂元駅→塩釜
意外と楽に東北にたどり着けると分かり、
2021年3月27日土曜日に2回目を歩きました。
土曜日の朝仕事が終わり日月お休み。
そんなリズムでお仕事してるので、
基本的に歩けるのは日月の明るい間です。
天気は土曜日曇りで日曜日曇りのち雨、
月曜日は回復するとの予報。
雨具にOMM Halo jacket(109g)とpants(80g)
ツェルトにシームグリップを塗って、
野営を前提に決行しました。
土曜日夜:坂元駅→深山山麓少年の家
(43.91-50.18km)
土曜日は昼便で仙台に向かい、
19:27に坂元駅到着。
坂元駅の少し先でコースは山に入ります。
翌朝なるべく早く山に入りたいので、
山の手前まで進むことにしました。
「舗装路だし大丈夫だべ?」
とか思いましたが、
街路灯が少なくかなり暗い。
コンビニに寄って食料と水を補給して、
少し道に迷って21:30頃少年の家に到着。
ツェルトを張ってお休みしました。
日曜日:深山山麓少年の家→相野釜3号丘
(50.18-88.4km)
空が白み初めてから支度して、
6時には歩き始めました。
この日は深山から舗装された明通峠を抜け、
四方山
黒森山
夜討坂
鵜ノ巣峠
と自然道が続きます。
鵜ノ巣峠は地図上で滑落の注意アリ。
経験の無さもありビビりましたが、
ロープも張ってあって問題なし。
自然道は1時間2kmくらいのペースと判明。
平地の半分ですかね。
山を下り亘理公園で早めのお昼を食べて、
阿武隈川沿いを歩いている途中、
雨が降り始めました。
何ヶ所か雨に当たらずに、
夜を過ごせそうな場所もありましたが、
まだかなり早いので先に進みます。
海沿いの道に抜け、
波の轟きを聞きながら延々歩きます。
夕方には岩沼海浜緑地に到着。
ここでテントを張るつもりでしたが、
17時には閉門することが判明。
仕方ないので先に進みます。
ツェルトで雨の野営
岩沼市の海沿いには、
千年希望の丘というものが複数あります。
震災で出た瓦礫を土台に作った、
標高10mほどの避難できる高台です。
丘の上には東屋があるので、
この相野釜3号丘まで進み、
東屋にツェルトを設置して就寝しました。
経験ある人は分かると思いますが(^^;)
ツェルトはフレームのない簡易テント。
軽量なのはいいんてすが、
風に逢うとむっちゃくちゃバタつきます。
頂上は海からの吹きさらしの風。
東屋にガイラインを結んだので、
吹き飛びこそしませんでしたが、
一晩中バタバタバタバタバタバタバタバタ~
シームグリップ処理も甘かったらしく、
吹き付ける雨が天頂部から漏ってきます。
着替えやバッテリーなど、
濡れて困るものはシュラフカバーに入れ、
なんとか朝まで眠りました。
よく考えてテント張らないとしんどい。
ツェルト泊はシュラフカバー必須。
よーく分かりました。
月曜日:相野釜3号丘→マリンゲート塩釜
(88.4-126.79km)
天気予報通り朝方には風もパッタリと止み、
青空が見え始めています。
6時過ぎには歩き始めました。
この日は名取→多賀城→塩釜と、
市街地の舗装路中心です。
名取の海沿いは農地が広がり、
津波で破壊された家も保存されています。
9時頃には名取トレイルセンター到着。
シャワーを借りてそのまま歩き続けます。
お天気は晴れて暑いくらいになりました。
海沿いのサイクリングロードを抜け、
多賀城市街地を抜け、
夕方塩釜に到着しました。
この回の学び
ツェルトは風に弱いから高い所に張らない
雨対策はしっかりと
平地は日の出~日の入で40km弱歩ける
自然道はペース半減
塩釜マリンゲートでぼんやり休みながら、
こんなことを思ったのを思い出します。
(つづく)