相手を知ったらラベルを見ない方が世界は深まる

個々の違いは色合いを深てめくれるけど、
ラベルから全てを読み取るのは不可能だからです
 
性同一性障害に関わる人を支援する『きょうとイロ』の集まりに参加して、
そんな風に思いました
LGBTが知られるようになった反面で、
型にはめるような対応も増えているとのこと
 
一部の痛みは、
全体の痛みとリンクしています
ラベルからの型通りの対応、
それは誰にとっても辛いことで、
皆が同じ対応をされているはずなのです
 
知らないことは無いことと同じだから、
括られることも第一歩としては大切です
名刺と同じで、
それが何かを知る役には立つ
そこから先、
相手を知ることで個人の求めが見えてくるのに、
ラベルで済ませるからズレが生じるのでしょう
 
これ私もやってそうで怖いなと思いました
思い込みや決め付け
それは相手を無視することと同じ
人を物にしてしまうこと
 
人の抱える事柄はいろいろです
社会的な立場も些細なことで変化する
貧困、病気、ケガ、失業、離婚、死別、
数え上げればキリがないですよね
 
そこにラベルを貼るのは簡単だけど、
思いやりはそのままの相手を見ることから始まる
そう感じました